占いコラム|花火で開運?!夏の風物詩 花火大会に出かけて運気を上げよう
2019年7月11日
これから迎える夏。
夏と言えば、旅行やイベント、ビアガーデンなど、アウトドアでの楽しみ方も増える季節。その中でも花火大会は、各地のイベント会場や、地元地域での開催、またはお友達やご近所の方とも手持ち花火などを楽しめる季節となります。
実はこの花火は、夏の夜を盛り上げるイベントだけではなく、ある事から現代まで受け継げられた思いが詰まったものなのです。
今回は、花火大会の歴史から、運気を上げていく方法などもお伝えします。
花火大会はいつから始まったの?その歴史は?
日本の夏には欠かせなくなった、花火。
誰でも一度は花火大会に出かけたり、手持ちの花火を楽しんだ事がありますよね。
幻想的な花火は、恋人達のムードを盛り上げたり、お友達や家族でワイワイと眺めたりと、日本では夏の一大イベントとしても人気の催しです。
皆様はこの花火大会を開催されるルーツや歴史はご存知ですか?
夜に打ち上げる美しい花火に感動するだけではなく、実は先人の思いが込められている大切なセレモニーでもあったのです。
この花火大会の歴史、どのようにすればさらに花火大会を楽しめて運気が上がるのかをご紹介していきます。
花火の始まり、歴史は?
花火がいつ、どこで、誰から作られたといった事については、わかってはいません。
中国の南宋(1127~1279)の時代に爆竹やねずみ花火に近い花火が楽しまれたという史料などが残っているとも言われています。
花火は火薬や火器という武器が発展するのと同時に、ゆっくりと発達してきました。
戦争で、合図に使われていた<のろし>という煙を上げて遠い味方に合図を送ったりしていました。
銃火器としての利用が主だった火薬は江戸時代になり、段々と武力としての役割を終え、娯楽として使われるようになっていきます。
日本で初めて花火を見たとされる徳川家康は、1613年にイギリスより国書を受け取るために駿府の国、今の静岡に赴き、余興として商館を作ったジョン=セーリスにより立花火を披露された。立花火とは今でいう手筒花火の原型でした。
竹の節を抜いた筒に黒色火薬を詰め、噴出する姿を楽しんだそうです。
この花火によって駿府や三河の国(愛知県)に花火づくりが広まり、様々な技法や流派が生まれたと言われています。
3代将軍、徳川家光の後押しもあり、花火は諸国大名や庶民にも広がりました。
その後、子供の頃から花火づくりが得意だった奈良県出身の鍵屋弥兵衛が江戸に行き、玩具花火の作成に成功しました。
鍵屋弥兵衛の花火は、それまで売られていた線香花火やねずみ花火よりも大きな火が出るというところが人気が爆発したのです。
弥兵衛はさらに努力を重ね、より大きく、より高く上がる花火の開発に成功し、1659年に東京日本橋に鍵屋の屋号で店を構え、代々受け継がれるようになりました。
よく、花火大会で「鍵屋~~~~」と威勢がいい声が飛ぶのは、花火屋さんのお名前だったのですね。
1732年になうと、悪天候からなる享保の大飢饉が起こりました。
江戸でもお米が高騰するなど、食料がなかなか手に入らず、疫病や餓死者が増えたのです。
それを見た、当時の将軍、徳川吉宗は亡くなった方の慰霊として隅田川で水神祭を行い、その余興として花火を打ち上げたのが隅田川花火大会の最初の歴史だったようです。
亡くなった方を慰霊するために花火を上げて弔う・・・
今の隅田川花火大会は、そのような歴史を経て、歴史や賑やかさを受け継いでこられたのですね。
大きな花火は厄を落とす?
出会いがない・・・
最近良いことがないと嘆いているあなた!今年はぜひ花火大会へお出かけしましょう。
花火は今年前半に溜まった厄を落とす事ができます。
東洋の占い、陰陽五行説によると花火は大きな火のエネルギーです。
それが夜空で大きな音とともに様々な形や色を織りなすので、五行のバランスが良いと言われています。
花火を見る事は開運と厄落としの効果があると言われているのです。
湖の花火は財運や金運に恵まれます。
川は人間関係運。
海は才能や仕事運をUP。
そして自宅での花火は家庭運をUPさせてくれるようです。
イヤな事や落ち込んだ事、不安な事、ネガティブな感情なども頭上で燃やしてくれる効果があります。
なんとなく身体がダルイ・・・と言う方や、鬱っぽい気分と言う方は、積極的に花火を見て厄払いをされてみてはいかがでしょうか?
浴衣を着て、更に運気をあげよう!
先ほど、ちらっとご紹介した、陰陽五行説という占いには、木・火・土・金・水の5つのエネルギーから成り立つと考えられており、火のエネルギーは土へと流れていきます。
花火は<火>のエネルギーを持ち、土のエネルギーを持つ季節のものを取り入れると良いでしょう。
夏は浴衣がおすすめ!
浴衣は<土>のエネルギーを持っています。
夏祭りに気軽に取り入れられることができる、開運ファッションなのです。
自分の願い事を取り入れた柄や色を選んで、夏祭りに遊びに出かけられてみてはいかがでしょうか?
恋愛運をUPするにはピンクの花柄がおススメ。
恋が始まったばかりの人には朝顔。
告白したい、アプローチしたい人にはひまわり。
2人の世界を創りたい人には紫陽花。
ゴージャスな気分を味わいたい人には百合のモチーフがおススメです。
金運をUPしたい人には、赤い金魚のモチーフに黄色の帯で出かけましょう。
夏のイベント、花火大会をより盛り上げてくれますよ。
まとめ
夏の花火大会には、慰霊や平和への願いが込められていたのですね。
鮮やかな花火の空と、浴衣で出かけて運気を上げて、楽しい夏をお過ごしくださいね。
きっと、華やかなエネルギーがあなたを包んでくれますよ・・・
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