占いコラム|大安?仏滅?先勝?何気に聞いたことのあるお日柄 アレコレ
2019年6月21日
結婚式でよく聞く「本日はお日柄も良く~」という言葉。この「お日柄」とは何か? 目にしたことのある「大安」「仏滅」などの六曜とは一体何なのか? 知ってて損はないお日柄&六曜についてばっちり解説いたします!
結婚式やお葬式といった冠婚葬祭の時に耳にすることの多い「お日柄」。いわゆるカレンダーや手帳に最初から記されてある「大安」「先勝」「先負」「赤口」「友引」「仏滅」ですね。この文言、実は深~い意味があるのです。その日の運勢や状態を示すものとされるこの大安や仏滅という言葉の意味や内容について、それぞれじっくりと解説します。
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一度は目にした・耳にしたことのある「え~本日はお日柄も良く~」という冒頭文。
今日はこの「お日柄」についてお話を致します。
日本人独特のゲン担ぎのようなものじゃないの~と思われがちですが、このお日柄はとても深い意味があり、そしてなんと占いにも深いかかわりがあるものなのです。
お日柄とは?
お日柄とは、吉凶判断の元となる6つの日「大安」「友引」「仏滅」「先勝」「先負」「赤口」のことを指します。
元来、中国で陰陽道の五行に即した時刻の吉凶占いが日本に伝わり、日本流にアレンジされて江戸末期に現在のような形になったという説が有力で、六輝(ろっき)・六曜(ろくよう)とも言います。
この「大安」「先勝」「仏滅」という言葉、カレンダーや手帳で見たことはありませんか?
大安吉日という言葉のおかげで、なんとなく大安は良い日!という認識をお持ちがの方が多いかと思います。
このように占いと深い関係のある事柄は、私たちの生活の中に自然と存在していることが多いのです。
六曜とは?
この六曜というのは暦注と言われる暦に記載される日時や方位・その日の吉凶等のことを指し先勝・大安・仏滅などがあります。
カレンダーや手帳にも初めから記載されていることが多いので、日本では暦の中でもっとも有名と言ってもいいぐらいですね。
まずは先勝・友引・先負・仏滅・大安・赤口それぞれの読み方や意味についてお話しします。
先 勝(せんしょう・せんがち・さきがち)
「先んずれば即ち勝つ」の意味があるとされ、早くことを済ませてしまうことが良いとされる日です。
午前は吉・午後は凶・急用の処理や訴訟には吉日なのだとか。
友 引(ともびき)
友引は勝負の決着がつかない良くも悪くもないとされる日で、もともとは「共引き」の意味がありました。
朝晩は吉・昼は凶とされています。
友引については葬儀を避ける俗信がありますね。
友引に葬儀を行うと友が冥土に引き寄せられるとのジンクスがあり、友引の日は葬祭関連業や火葬場が休業となっていることがあります。
ですがこの六曜は仏教とは関係がないため、友引でも葬儀をする宗派(浄土真宗)もあり、火葬場での友引休業を廃止する自治体も増えています。
友引に葬儀を避ける俗信は本来は六曜とは全く関係のない友曳(ともびき)との混同といわれており、友曳は十二支の該当日に友曳方の方角へ出かけたり葬儀を営むことを避ける習俗で音が同じことから混同されたという説が有力です。
慶事については“幸せのお裾分け”という意味で、結婚披露宴の引出物をこの日に発送する人もいらっしゃいますね。
先 負(せんぷ・せんぶ・せんまけ)
先負は急用は避けるべきとされる日で、争い事や公事も良くないといわれ、万事に平静を守ることが良いとされています。
「先んずれば即ち負ける」の意味で先勝との対比としてよく表現されています。
午前は凶・午後吉と言われています。
かつては「小吉」「周吉」と書かれ吉日とされていましたが、字面につられて現在のような解釈がされるようになったそうです
仏 滅(ぶつめつ)
仏滅は、六曜における大凶日とされています。
元々は「虚亡」や「空亡」とも言われていたのですが、全てが虚しいと解釈して「物滅」と呼ぶようになり、仏の功徳もないという意味に転じて「佛(仏)」の字が当てられ、今の仏滅という名称になりました。
仏滅は午前も午後も関係なく万事に凶であるとされていますが、『物滅』として「物が一旦滅び、新たに物事が始まる」と考え、大安よりも物事を始めるには良い日との解釈もあるそうです。
この日は六曜の中で最も凶の日とされ婚礼などの祝儀を忌む習慣があるため、日に結婚式を挙げる人は少なかったのですが、「仏滅特別プラン」などの料金割引を行う結婚式場も増えたので、現在は仏滅関係なく挙式をされる人も多くなりました。
大 安(たいあん)
大安は万事進んで行うのに良いとされる日で「大いに安し」という意味があります。
六曜の中で最も吉の日で、何事においても吉・成功しないことはない日とされているため、婚礼や建前などの日取りなどは大安の日に行われることが多いですね。
自動車の登録日や納車日・建物の基礎工事着工日や引渡日といった大きな事柄をこの日にするという人も多いです。
赤口(しゃっこう・しゃっく)
赤口は正午の前後を除いて凶日とされる日で、午の刻(午前11時ごろから午後1時ごろまで)のみ吉で、それ以外は凶とされています。
陰陽道の赤舌日(しゃくぜつにち)と赤口日あるいは大赤(たいしゃく)が混じって凶日として六曜の一つになったといわれています。
この日は「赤」という字が付くため、火の元・刃物に気をつけましょう。
何気なく見ているカレンダーに表記されている六曜も、それぞれこのような意味があるのです。
意味を知ることで「今日は●●に気を付けておこう「今日は▽▽に留意しておこう」と、一日一日を丁寧に過ごすきっかけにもなります。
占いを日常生活に上手に取り入れる第一歩として、意識してみてはいかがでしょうか。
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