占いコラム|占いでもセカンドオピニオンって受けていいの?
2019年3月26日
占いでもやってみたい「セカンドオピニオン」。
同じ内容の悩みで色々な占いを試してみるのは、やってもいいことなの?それとも問題あり?
占いが好きな方にありがちなこの疑問に、現役占い師である筆者がこたえてみました。
昨今のスピリチュアルブームもあいまって、近年では昔とは比べものにならないほど占い師の数も増え、インターネットやSNS、アプリなどでも気軽に占いを楽しむことができるようになりました。
それだけ占いが身近になってきたということでもありますが、医療の現場でも行われているような「セカンドオピニオン」を、占いでも受けることに問題はないのでしょうか。
長年占いの現場にいる筆者が、自身の経験や考えをもとに紐解いてみました。
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占いのセカンドオピニオン
セカンドオピニオンとは、直訳すると「第2の意見」となり、一般的には診断や治療方針に関する主治医以外の医師の意見を聞く時に多く用いられる言葉ですが、別の意見を聞くといった広い意味では、占いにも当てはめて使う事ができるかも知れません。
占いの場合でいうと、例えば最初の占いとは別の結果を求めて違うものを試してみたり、別の占い師さんに占ってもらうことであるといえるでしょう。
占い師さんの中には、そのようなことを嫌うかたもいらっしゃったり、一昔前にはそうした行為を「占いジプシー」などといって揶揄的に表現していたこともありました。
しかし、本当に占いのセカンドオピニオンはするべきではないのでしょうか。
…いいえ、そんなことはありません。
少なくとも筆者は、色々な占いで同じことを占ってみるのは原則として特に構わないと考えていますし、時として悩みの解決に非常に役立つ情報を得られることもあるとさえ思っています。
ただし、「原則として」とあえて言ったのは、やり方によっては良い場合と悪い場合に分かれるからです。
ではどのようなことを基準にセカンドオピニオンが有効なのか、あるいはやるべきではないのか、次項より順を追ってお話させていただきたいと思います。
セカンドオピニオンを行っても良いケース
普段悩み事を友人などに相談する場合、1人の意見だけを聞いて参考にするのと、様々な考え方や立場の複数の人達に相談するのとでは、どちらがより良い結果を生み出すでしょう?
筆者は、後者の方であると思っています。
たった1人の人を信じて、その意見を取り入れるのが悪いことであるとは言いませんが、やはり色々な角度から検討し対策を練っていった方が、より多角的に問題をとらえ対応していくことができるのではないかと思うからです。
占いであってもそれは同じこと。
もし占い師に鑑定を依頼する場合であれば、当然占い師自身のスキルや経験なども重要な要素であるとは思いますが、きちんとした腕を持っている占い師に相談することができるのであれば、それだけ多くの意見を聞くことができ、それを悩みの解決に効果的に役立てることができるでしょう。
ひとつのことに対して、様々な占術、違った目でみていくことは、問題解決の方法をより詳しく明らかにしていくことができますし、それはプラスの方向に働くことはあれ、マイナスになることはないのではないかと思います。
もちろんその時に必要なルールはあります。
それは1度目の鑑定結果を否定するのでもなく、また2度目以降の結果も同じように客観的にとらえ、なおかつポジティブな気持ちで最終的にどうなのか…ということを冷静に判断する姿勢を持つこと。
つまり、あくまでも多くの意見を聞き、その中から自分で納得のいく方法を導き出す…といった、前向きで落ち着いた態度で占いに臨むことであるといえるでしょう。
その姿勢を貫くことができるのであれば、別段多くの占い師の元を訪ねたり複数の占いを試してみることは、悪いことではないということができるでしょう。
セカンドオピニオンを行わない方が良いケース
次に、占いのセカンドオピニオンを行わない方が良いと思われるケースについてお話します。
それは、最初の占いの結果が自分の望んでいる結果ではなかった場合に、自分の気に入る結果にたどり着くまで占いを繰り返してしまう…といったパターン。
つまり占いをする目的が、「未来を知り、より良い方向に導くための方法を知る」といった本来のものから、「自分の望む結果を求める」ことに変わってしまった状態の時です。
このような状況での占いの繰り返しは、まず間違いなく混乱を招きます。
あなたは何の為に占いを利用しようと考えたのですか?
今ある状況の未来がどうなるかを知り、最大限に良い方向に向かわせるために…ではありませんでしたか?
大抵の占いには、必ずそういった目的を果たすための「アドバイス」が存在します。
それは、ネットや雑誌の占いでも、占い師による鑑定であれば直接お伝えしているのではないかと思います。
自分の望む結果がでなかったからといって、それが出るまで占いを繰り返すことは、「当たり」がでるまでクジを引き続けるのと同じことです。
例えそれで「当たり」がでたとして、それは本物の当たりであるということができるでしょうか。
占いを生業としている筆者がいうのもなんですが、決して占いに振り回されてはいけません。
占いはあくまでも私たちの人生を豊かにしてくれるツール(道具)でしかないのです。
占いの結果と適度な距離感を持つことは、大変重要であり、上手に利用するコツであるということができるでしょう。
もしセカンドオピニオン以降に異なる結果がでたら
占いでセカンドオピニオンを受けた場合、時には全く別の結果がでてくることもあります。
違う占術であればその確率は高くなることが多いですし、同じ占術を使っていたとしても占い師ごとに違う場合もあるでしょう。
なぜそのような事が起こってくるのでしょう。
それは、同じ問題について占ってみた場合でも、全ての占い師(占い)が同じ方向からみて結果を伝えているわけではないからだと筆者は考えています。
つまり、ひとつのリンゴをみる時に、ある占い師(占い)は正面から、そしてまた別の占い師は上から、そしてまた別の占い師は底の方からみている…と、そのようなイメージです。
そうなると、当然みえる景色は違ってきますから、自ずと占い結果も違ってくる可能性も高まってくるでしょう。
問題を多角的にとらえる…とは、こういうことです。
これは、より多くの角度からアプローチしてみて、その総合的な結果からより良い答えを導き出すということですから、筆者がセカンドオピニオンは悪いことではないというのは、そういった理由です。
中には同じ角度から同じ景色をみている占い師もいるでしょう。
かと思ったら、全く反対の方向から問題をとらえ、適切なアドバイスを送っている占いもあるはずです。
大切なのは、そうしたことを踏まえ、冷静に各占いの結果を受け止め、吟味して有効に活用する事なのです。
こうしたことを理解した上で行うのであれば、占いのセカンドオピニオンは、決して禁じ手などではありません。
あまりやり過ぎて訳が分からなくなってしまうのは良いとは言えませんが、場合によっては思わぬ効果を生むことがあるともいえるでしょう。
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