占いコラム|本当は奥が深い「西洋占星術」の真実
2019年3月1日
占いで、よく使われる「西洋占星術」ですが、実は詳しく知られているわけではありません。
よく見る占いは「星占い」や「12星座占い」と呼ばれ、「西洋占星術」を簡単にしています。
本当の「西洋占星術」とはどういうものなのか?みてみましょう。
雑誌でよく見る「12星占い」当たっているような、いないような……。
実は「星占い」は、雑誌ページの都合上、太陽星座だけで見ています。
たくさんの情報が読み取れる西洋占星術とは何か?
占い師が読み解く西洋占星術の世界を、覗いてみましょう。
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占い師が使う西洋占星術の真実とは?
西洋占星術の歴史
西洋占星術は古代「バビロニア」が起源と言われています。
大規模な天体観測が行われたともいわれ、天文学と一体化されていました。
また、体系の基礎も出来上がっていたと言われています。
時代が下るにつれて、さまざまな技法が組み合わさったり淘汰されたりしながら、脈々と受け継がれてきました。
この時期の占星術は、天体望遠鏡が発明されていないので、目で見ることの出来る、太陽・月・水星・金星・火星・木星・土星の7つの天体で占われていました。
大発展を遂げた西洋占星術ですが、時代の変化とともに称賛されたり、拒絶され衰退の道をたどる時期もありました。
西洋、中東、東洋の中で姿形を変え、その地域の特徴と組み合わされながらさまざまな占術に影響を与えたもの、独自の占星術として復活しながら、西洋占星術として受け継がれた内容もあります。
また、占星術は様々なものに取り入れられていたので、医術の中で占星術が使われていたり
科学と結び付いていたりする時代もあり、現代でも星座が体の部位に対応していることが残っていたり、鉱物と対応していることが残っていたりと占いだけに使われていなかった歴史を見る事が出来ます。
また、天体望遠鏡の発明により、目には見えなかった天体を含めた10天体(太陽・月・水星・金星・火星・木星・土星・天王星・海王星・冥王星)12ハウス、アスペクトなどを使って占うように進化したものが現在、メインで占われている「西洋占星術」になっています。
星占いとの違い
戦後日本に入ってきた「12星座占い」
「牡羊座のあなた」「牡牛座のあなた」「双子座のあなた」「蟹座のあなた」
というように12星座で様々な事を占います。
占星術や星占いの世界では「天動説」を使用するため、太陽は1年で地球を一周すると考え、
同じ月日に生まれた人は、ほぼ、同じ生まれ星座になり、少ない紙面の中でも伝えられることがたくさんあり、広まって行きました。
今でも、雑誌では12星座占いは人気であり、テレビやインターネットの中でも、幅広く支持されています。
太陽星座は、簡単にいうと「基本的な性質」「傾向」などを表すので、この太陽星座だけで、「恋愛運」を観ることは難しくなります。
恋愛運を観るなら「金星」や「火星」を知ることが必要になるので、占いの特集をしている雑誌の中には「金星星座を知る」という形で、恋愛運を中心にみる記事を探すことができます。
ただ、金星は地球の周りを太陽と同じように、毎年同じ時期に同じ星座に入っているということが一致しないので「○月○日の人の金星は○○座」とは言いにくく、太陽星座のように簡単にまとめにくいので、少ない紙面ページでは扱うことが難しいのです。
しかし、西洋占星術の歴史の中に書いたように、本来、占星術は10天体・12ハウスなどを使い総合的に占うものなので、生年月日、出生時間、出生場所で、自分だけの生まれた瞬間のホロスコープを作り、この世界で唯一1人だけの「私のすべて」を見ていく事が出来る占いです。
本来の西洋占星術
占星術師が使って占っているホロスコープを使った「西洋占星術」とは、どんなものなのか?
「星占いと何が違うの?同じ星座を使った占いだよね」
「テレビで見る占いと同じでしょ」
と思われる人も居るでしょう。
12星座占いは、ご自身の本質に沿って占っているので参考になる事もあります。
楽しんで使って下さい。
西洋占星術は太陽以外の天体やハウスも用いてホロスコープを総合的に使う占術です。
10天体には、それぞれの象徴的な意味があります。
ほんの一例を書いてみると
太陽―自我、アイデンティティ、基本的な性質、男性、父親、月―感情、無意識、子供、母親、女性、母性、水星―思考、コミュニケーション、伝達、兄弟、言語他にも象徴とされる意味は、たくさんあります。
そして、ホロスコープを実際に作ってみると天体たちが、ある角度で繋がっていることもあります。
専門用語で「アスペクトを取る」と言いますが、アスペクトを結んだ天体同士が混ざり合って、影響を与え合い意味が混ざり合ってホロスコープを持つ人に影響を与え、個性として現れたり物事の現象として現れたりします。
また、正確な出生時間、出生場所が分かると、より正確な事象を見る事が出来ます。
生まれた日のホロスコープを基準として、特別な方法でホロスコープを進めた天体と設定した日時に配置されている天体を重ね合わせて、詳しい時期や事象を見る事が出来たり、人以外にも日時と場所が特定出来るものなら、会社の運勢やこの時間に始まった会議の方向性、太陽が牡羊座にある春分点に入る瞬間の日を、春分の日としていますが、その瞬間のホロスコープを「春分図」として、今年一年の出来事を読み解くことも出来るのです。
何を知る事が出来るのか?
実際に占いの現場での「西洋占星術」は何を占っているのでしょうか。
個人的な内容で、例えば恋愛をする時期、結婚の時期、ご自身の好みのタイプ、恋愛と結婚は同じと思うか違うと思うか、相手の情報があれば、相性や仲良くなる方法、仕事を占うと、適職、転職の時期、あとは、ご自身の性質、性格、何を喜び活かしやすいのか?
我慢強く向き合うと良い結果に結び付くものは何か?
体調で気を付けたいところ、人生の目的などを観ます。
ホロスコープを組み合わせ、今年一年の運気、今年力を入れたい事、大きな運気の変化の時期、今月の流れや恋愛に向く時期、仕事に力が入る時期、自分磨きをする時期や断捨離にお勧めの時期など、いろんな角度から観る事が出来ます。
12星座占いとは、また違った角度から、さまざまな自分の本質が見える「西洋占星術」。
生年月日と出生時間、出生地を調べて、西洋占星術で占っている先生に観て頂いてください。
総合的に表れたホロスコープを使い、気付けなかった新たな一面を、見つけられるでしょう。
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