占いコラム|2月3日の節分には恵方巻き~!恵方って、恵まれる方位ということでしょう。エッ、それって違うの?
2019年2月1日
【恵方】みなさんの知っている恵方って何でしょう?
恵方って言うくらいだから、そっちの方角は恵まれる良い方位なんでしょう。
多分、ほとんどの人達がそう答えるでしょう。
確かに良い方角を意味するのは間違いではありません。
では全ての人達にとって良い方角なのか? 答えはノーです。
それぞれの生まれ持つ本命星によって、この恵方が良い作用になる人と、悪い作用になる人がいるのです。
そこを勘違いすると、とんでもない災いに巻き込まれたりしますので、皆様に一番に伝えたいところです。
恵方は易学では「あきのかた」といい、歳徳神(としとくじん)が巡る方角のことを意味します。
恵方(えほう)、兄方(えほう)とも言われますが、その方角のことを示す言葉であって、充てた漢字の意味ではないということです。
今年は干支でいうと、己亥(つちのと い)の年になります。
この己(つちのと)の年には甲方(きのえのかた)つまり「東方位」が歳徳神がいる方角、歳徳方位となります。
何度も言いますが、この歳徳方位はご自身の吉方位と重ることが重要なポイントで、そうでない場合は絶対に使用してはならない方位です。
もし、その年の吉方位に当たるなら、吉運が更に倍加する方角となりますので、フルに活用したいですね。
今年、歳徳方位が吉方位と重なる人は、二黒、五黄、八白の土星の本命星を持つ人達だけですので、ご注意ください。
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歳徳神の巡る 歳徳方位って、なに?
歳徳神は福徳を司る吉神で、この神様が巡る方角は何事につけても繁盛をみると言われ、また知能、学識、精神の啓発にも役立ち、多方面において吉作用が得られます。
地域によっては、お正月にこの神様を招き入れるために酒肴を供えてお祭りする所もあるようです。
歳徳神の巡る方角は毎年変わる?
甲(きのえ)の年には、甲方(きのえのかた)東方位が歳徳方位となります。
乙(きのと)の年には、庚方(かのえのかた)西方位が歳徳方位となります。
丙(ひのえ)の年には、丙方(ひのえのかた)南方位が歳徳方位となります。
丁(ひのと)の年には、壬方(みずのえのかた)北方位が歳徳方位となります。
戊(つちのえ)の年には、戊方(つちのえのかた)家の中が歳徳方位となります。
己(つちのと)の年には、甲方(きのえのかた)東方位が歳徳方位となります。
庚(かのえ)の年には、庚方(かのえのかた)西方位が歳徳方位となります。
辛(かのと)の年には、丙方(ひのえのかた)南方位が歳徳方位となります。
壬(みずのえ)の年には、壬方(みずのえのかた)北方位が歳徳方位となります。
癸(みずのと)の年には、戊方(つちのえのかた)家の中が歳徳方位となります。
恵方巻きって、どこから来たの?
近年、どこのコンビニでもスーパーでも、2月3日の節分が近くなると必ず「恵方巻き」なる太巻き寿司がお目見えしますが、なぜ節分に太巻きなのか? なぜ太巻きを咥えて恵方を向くのか?
私にも理解ができません。
ただ、太巻きをウンタラというのは、昔の花街で旦那衆と芸妓さんの間で流行った遊びからきたという一説もありますが、若いお母さん方が子供達に太巻き寿司を与えられなくなる下世話な話になるので、ここでは省略しましょう。
私達のいう新年は旧正月で見ますので、節分を境に2月4日から年度が変わります。
ですので、節分にご馳走の意味で太巻きが選ばれたのか、そこは推測するしかありません。
方位を司る八将神って何?
歳徳神は吉神に当たりますが、その他に凶方位を司る凶神、八将神(太歳神、大将軍、太陰神、歳刑神 、歳破神、歳殺神、黄幡神、豹尾神、)があります。
実在の木星、火星、土星、金星、水星と、架空の計都星、羅ごう星にそれぞれの将軍を当てはめたもので、八大方位神といわれています。
神と付くから吉方位と思いきや、凶方位を司るので難儀です。
この八将神は年ごとに方位を変えますが、中には一定の方位にとどまらず、特定の日に方位が変更するものもあったりで、少々まぎらわしく、今ではこの信仰はかなり薄らいできています。
太歳神(たいさいじん)とは
木星の精といわれ、毎年の十二支の方向と同じ方位に位置します。
今年は亥年ですので、北西でも北寄りの北北西にこの太歳神が位置しているわけです。
また、木星は木の性であることから、この方位の樹木を伐採したり、草刈りをしたりは禁じられています。
大将軍(たいしょうぐん)とは
金星の精といわれ、殺伐を司るといわれ、この方位は全てのことに凶であり、棟上げや移転、旅行などは禁じられています。
大将軍は同方位に三年間とどまった後、次の方位に移動することから三年塞がりとも呼ばれます。
ただ、この大将軍は春夏秋冬と四季の土用には、五日間ずつ他の方角に遊行して不在となり、遊行期間中だけは問題が無いという、大変に面倒くさい大将軍さまです。
太陰神(たいおんじん)とは
土星の精といわれ、太歳神の后神で、主人の太歳神の方角から三年あとを付き従うように変化します。
この方角は結婚など女性に関わることを忌み禁じ、この方角でのお産も避けるべきといわれます。
歳刑神(さいけいじん)とは
水星の精といわれ、刑罰を司ります。
この方角の土を動かすことや新築など、また木を植えたり、種まきも禁じるものです。
ただ一点だけ、武道を行うには吉となります。
歳破神(さいはじん)とは
太陰神と同じ土星の精といわれ、大歳神と反対の方向に位置します。
干支の反対方角を指しますので、亥年(北北西)の今年は、反対の南南東に歳破神が周ります。
この方位に向かっての普請、移転、旅行などは禁じることを意味しています。
歳殺神(さいさつじん)とは
大将軍と同じ金星の精といわれ、丑、未、辰、戌の四方位だけを巡ります。
殺気が激しいため、この方位に向かっての結婚、普請などは凶とされていますが、仏事には吉となります。
黄幡神(おうばんじん)とは
架空の星、羅ごう星の精といわれ、歳殺神と同様に丑、未、辰、戌の四方位を巡ります。
この方向での建築や門立て、動土などを禁じるものです。
豹尾神(ひょうびじん)とは
計都星の精で、おうし座のスバルにある星と伝えられています。
黄幡神の反対側に位置し、この方位からシッポのある犬や猫、家畜などを求めることは禁じられています。
十二支が意味する方位とは?
子の方位とは北を表します。
丑の方位は北北東。
寅の方位は東北東。
卯の方位は東。
辰は東南東。
巳の方位は南南東。
午の方位は南。
未の方位は南南西。
申の方位は西南西。
酉の方位は西。
戌の方位は西北西。
亥の方位は北北西。
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