占いコラム|占い依存にならずに、上手に占いを生活に取 り入れる方法と心構え

占いは活用の仕方次第で人生の心強い味方や大きな手助けとなってくれますが、一歩まちがえると人生そのものを狂わせてしまうことさえもあります。そんな毒にも薬にもなる占いを、上手に活用していくための方法と心構えについてお教えします。

占いは便利に活用すれば、人生を有意義に生きていく大きな手助けをしてくれます。


けれど占いを過度に信じ過ぎたり、さらには占いに依存をしてしまうようになると、それは心のバランスを失うだけでなく、人生にも悪影響をおよぼしかねません。


今回はそんなふうに占い依存にならずに、占いをあなたの大きな味方にするための方法と心構えについてお教えしましょう。

 

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そもそも占いって?人が占いを求めるとき。

あたりまえのことを言っているようですが、占いはすべてのことがわかる魔法ではありません。


通常の冷静なときであれば、それはほとんどの人がわかっていることだと思います。


ですが、人が占いを求める心理状態というのは、たいていの場合「自分で判断ができない・答えがだせない」状態のときです。


そもそも迷いや悩みがなければ、人が占いを求めることはあまりありません。


つまり、なんらかの悩みや迷いがあったときに、人は占いに「答え」を求めるわけです。


そして、その答えに「自分がどうすべきなのか?」という道しるべを求めるわけなのですが、そこにまるで魔法みたいに「こうすればまちがいない!!」という、絶対的に正しい答えがあるかのように考えてしまう人も少なくないんです。


ですが現実に、そんな絶対的に正しい答えなんて、あるわけないんですよね。


それなのに人は占いに対して「こうすれば問題が解決する万能の答えがある!!」と思いこみ、自分のアタマで考えることを放棄し、占いに頼るようになってしまうのです。


これが占い依存になる最初の第一歩。


最初はある程度、大きな悩みや問題で占いに頼ったとしても、だんだん自分でなにか決めることができなくなっていくのです。


そうすると、たとえば「○○さんに食事に誘われたけど、その誘いは受けるべきなのか」といった、そこまで大きな問題とはいえないことにさえ、占いに答えを求めるようになってしまうのです。


これでは自分の意思も考えもあったものではありません。


ですから、あなたがなにか悩みがあって、占いに答えを求めるときは「占いはなんでも答えのわかる魔法ではない」ということを、しっかりと心にとめておきましょう。

 

悩みの答えは、あなたの中にあることを知る。

 

人がなにか悩みをもって占いに答えを求めるとき、実はすでに自分のなかに答えのあることが多いものです。


もちろん本当にわけがわからなくなって、パニック状態になってしまっているケースもなくはないのですが、たいていの場合、自分が本当はどうしたいのか、という答えは、その人のなかにあるのです。


ただ、その答えになかなか自分一人ではたどりつけないから、占いを使って(もしくは占い師をつうじて)自分の本心にたどりついていくわけです。


そうした心構えで占いを使ったり、占い師に相談することは、けっして悪いことではありません。


なぜならそれは占いに答えを求めているわけではなく、自分の本心を知るためのツールとして占いを活用しているからです。


最初のほうでも言いましたが、占いは上手に活用すれば、あなたやあなたの人生の心強い味方となり、大きな助けとなってくれます。

 

すべての悩みの解決の根本は、あなた自身のなかにあります。


そのことを知ったうえで、占いはそこにたどりつく有用なツールとして上手に活用しましょう。

 

月の動きを意識して、生活のなかにとりいれる。


占いにもいろんな種類がありますが、日常生活のなかにいちばんとりいれやすいのが、お月さまの動き。


占いにとくに興味のない方でも「新月」や「満月」、さらには「日食」や「月食」ということばを聞いたことがあるかと思います。


これがいわゆる「お月さまの動き」なわけですが、とくに誰でもかんたんにとりいれやすいのが、「新月」と「満月」のふたつを意識すること。


通常、一ヶ月のあいだに新月と満月は一回ずつありますから、このふたつの日を意識してみるだけでも、気持ちのなかにメリハリが生まれます。


たとえば満月の日にゴール設定をして、「この日までに3冊の本を読み終える」など、ちょっとしたことでもいいのです。


また新月の日には、気持ちを新たにリセットする、自分なりの儀式を習慣化してみるのもいいかもしれません。


儀式といっても、なにも仰々しいことをする必要はありません。


たとえば新月の日には、お気に入りのバーへ一人で飲みに行くなど、自分なりの決まりごとでいいのです。


そうすることで一ヶ月のあいだに最低でも2回の節目がくることになりますから、自分なりのリズムがつかめたり、気持ちのリセットや小さなゴール設定がしやすくなります。


今はカジュアルな月ダイアリーの手帳やアプリなどもありますから、占いを生活のなかに取り入れる方法として、お月さまの動きを意識するのはオススメの方法のひとつです。

 

占いで自分の生まれもった性質や人生傾向を知っておく。


生年月日時からもたらされる個人情報・・・いわゆるホロスコープや命盤、命式には、とてもこまかな情報がぎっしりとつまっています。


そこにはそのひとの生まれもった性質や人生傾向が、はっきりと現れているからです。

 

もちろんそれらをどうリーディングしていくのか・・・というのは占い師さんによってちがいますから、そこらへんが占い師との相性にもつながっていくわけですが、セカンドオピニオンのように、何人かの占い師さんにみてもらうことも有効な方法のひとつです。


ただしここで気をつけたいのが、自分の納得できることを言ってくれる占い師さんをさがすのを目的としないこと。


たったひとりの占い師さんの言うことを信じきって、すべてをうのみにしてしまうことはもちろん危険ですが、占い師さんを渡り歩く占いジプシーになってしまうのは、占い依存以外のなにものでもありません。


ですから、たとえば最初からみてもらう占い師さんは3人まで、と人数を決めておき、そのうえでご自分の生まれもった性質や人生傾向を知っておくことは、長い人生を生きていくうえで、あなたの大きな強みとなります。


こういう言い方をすると夢も希望もなくなってしまうかもしれませんが、人生においては自分自身の器を知ること、あきらめを知ることというのは、とても大切なことです。


もちろん現実だけをみつめて、まったく夢を持つなと言っているわけではありません。


ですが、前もって知っておくことで、避けられるリスクというのは、たしかにあります。


そのときに自分自身の生まれもった性質や人生傾向を知っておくと、なんらかの判断をするときの後押しとなるのです。


また、それらのことを知っていれば、ムダに悩む時間をカットすることもできます。


占いは、あくまでもツールであり、便利な道具のひとつです。


占いの結果にあなた自身が振り回されるのではなく、あなた自身が占いを利用するくらいの気持ちでいてちょうどいい。


そのくらいの強気な心構えで占いと向き合えば、占いはあなた自身の人生の大きな手助けとなってくれるでしょう。

 

最後に。


何度でもいいますが、占いはツールであり、便利な道具のひとつにすぎません。


ですが、そこにはけっしてバカにできない貴重な情報がつまっているのも、まぎれもない事実。


どうか占いの結果に振り回されることなく、占いを上手に生活のなかにとりいれて、あなた自身の人生に大いに役立ててくださいね。

 

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菅野萌

author:菅野萌

菅野萌(すがのもえ) ツインレイ研究家&恋愛専門カウンセラー&経営者専門鑑定士。群馬県前橋生まれ。 前橋から東京ま...
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