占いコラム｜節分だけじゃない、立春にもすることがあった！

皆様。ごきげんよろしゅうございます。

マダム成澤こと、成澤滉虹でございます。

すでにご存知のように、今年の節分は2月2日でございます。二十四節気の日にち調整のために、124年ぶりに、1日早く立春の日が訪れるからでございます。

37年前は、逆に、節分が2月4日になり、立春が2月5日になったこともございました。

日本の占いの世界では、節分で一年が区切られ、いわば、節分が大晦日なら立春はお正月。

節分に何をするかは、もともと、古き宮中行事に端を発し、それぞれの地方で守られて来た伝統がございました。

でも、昨今では、全国的に同じことをしているようで。

それだけ、地元の語り部が少なくなったのか、全国展開するコンビニエンスストアが、季節の流行を担っているかのようでございます。

節分の日の深夜に、穴八幡神社の「一陽来復」のお札を恵方に向けて貼ったり、家によって習慣があるかと存じます。

豆まきのお豆も、地方によっては、落花生を撒くようでございますわ。

関西の習慣だった恵方巻は、すっかり全国ネットで売られるようになりましたわね。

クリスマスケーキ同様、もう、廃棄になりませんように、コロナ禍でお困りの方に、お配りになるといいわね。

今年は、緊急事態宣言下で、換気のためにも、十分、ドアや窓を開け、疫病とともに、鬼を追い払いたいものです。

で、2日の日に、お忙しかったり、うっかり3日だと思って、節分のしきたりをぜ～～んぶ、お忘れになっても大丈夫なように、立春にする開運・悪魔祓いの方法をお教えいたしますわね。

まず、白い紙、または和紙を用意し、筆ペンで結構ですから、下記の文字を書いて、玄関の壁に糊で貼ります。

ご覧のように、「立春大吉」という文字は、左右対称で出来ております。

もし、鬼が入って来ても、入ったのか出て行ったのか、分からなくなって、その家を過ぎ越すという意味合いがございます。

それに加えて、台所のかまどの前には、以下の文字を書いたお札を貼ります。

レンジの前の壁でかまいませんわ。

今年、まだ書初めをしてらっしゃらない方は、おやりになったら？　

紙の大きさは問いません。

貼るスペースに合わせたもので良いのよ。

しかも、ご自分で書くのですもの、お金も使わず、タダで、ご利益が得られましてよ。

立春の日であれば、貼る時間は、いつでもかまいません。

わたくしは、今年、立春に、新しいお財布と貯金箱をおろそうかと存じます。

良い年になりますように、お祈りするばかりでございます。