占いコラム|お月さまとボイドタイムについて
2020年2月2日
西洋占星術に詳しい方や新月のお願い事をしている方にとっては耳馴染みのある「ボイドタイム」。今回はこのボイドタイムとお月さまとの関係について解説していきます。知らなかった方は是非ご一読を!
お月さまのサイクルの中と密接した関係のあるボイドタイム。知っておくと上手に月の力を日々の生活の中に組み込んでいくことができます。今日は感情のコントロールが上手くいかないと思ったらボイドタイムだった!なんてこともあったりますよ。
「ボイドタイム」という言葉を聞いたことはありますか?
西洋占星術をご存知の方だと知っていて当たり前のボイドタイム。
占い以外にも開運に関する記事や満月や新月についての記事にも出てくる頻度が高い言葉です。
「新月のお願い事」をされている方にも耳馴染みのある言葉ですね。
今回はそのボイドタイムについて、聞いたことはあるけどよくは知らない・・・という方向けのお話です。
ボイドタイムとは?
ボイドタイムとは、直訳すると空虚の時間・無効の時間・空白の時間という意味で、「月の力が発揮されない時間」「月の力が無効になる時間」を指すと云われています。
どうしてボイドタイムに月の効力が失われてしまうのかというと、その時間帯の月の位置が関係しているのです。
その時間帯の月の位置はどの星座にも影響を受けない位置にあります。
西洋占星術の専門用語で「アスペクト」という言葉があります。
このアスペクトとは惑星と惑星が特定の角度を形成することを指し、このアスペクトが様々な物事に大きく影響を与えるとして重要視されています。
そしてボイドタイムとは、月がどの惑星とも特定のアスペクトを形成しない時間のことを指します。
かなりざっくりとした説明なので、興味がある!という方は専用占星術の専門書籍をお読みになってみてくださいね。
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月の力が無効になるのはどうして?
もちろん物理的に月の引力が消えてしまうということではありません。
そんなことになったらとっくに地球は消滅していますね。
月は太陽の光の反射で輝いています。
そして、月は12星座を巡りながら絶えず動いています。
その動きの中で様々な角度で太陽や惑星のエネルギーや性質を反射させて地球に影響を与えているといわれています。
ボイドタイムの間は、月が他の惑星と意味を成す角度でない位置にある時間帯であるため、本来月を通じて届けられるはずの惑星の力が遮断されてしまう状態になり、月はいつもの影響力を失ってしまうということなのです。
いつもだったら月を経由して受容している様々なエネルギーが遮断されてしまう時間、それがボイドタイムなのです。
ボイドタイムに気を付けることは?
ボイドタイムは「魔の時間」という別名もあるのですが、そんな恐ろしい!というものではありません。
ただ、この時間帯はいつも以上に感情のコントロールがしづらかったり、集中力が欠けたりしがちです。
また、コミュニケーションも上手くいかなことが多くなるので、この時間帯に恋人との喧嘩は避けた方が良いでしょう。
一般的にボイドタイムの間は重要な決定事項は避けたほうが良いとも言われています。
何かしらの大きな決断をする・大きな取引や契約をする・重要な打ち合わせをするということも避けた方が良いようです。
ただし!!!
ボイドタイムを気にしすぎるのもあまりよくありません。
後からお伝えしますがボイドタイムは月に何度も訪れるものなので、その度に気にして振り回されてしまっては本末転倒です。
このボイドタイムを知る理由は「月の影響をより良く取り入れるため」なのですから。
2月のボイダドタイムはいつ?
このボイドタイム。
どれくらいの頻度で訪れるのかと言いますと、結構な頻度です。
なんと月に12回~という頻度で訪れます。
~2月に特化してみると~
●2月1日(土)00時09分 ~09時27分
●2月3日(月)20時27分 ~20時28分
●2月5日(水)23時19分 ~/6(木)04時02分
●2月8日(土)00時42分 ~07時44分
●2月10日(月)01時08分 ~08時38分
●2月12日(水)03時25分 ~ 08時37分
●2月14日(金)06時40分 ~09時37分
●2月16日(日)07時19分 ~13時06分
●2月18日(火)18時02分 ~19時36分
●2月20日(木)23時18分 ~/21(金)04時41分
●2月22日(土)13時08分 ~/23(日)15時37分
●2月25日(火)23時11分 ~ /26(水)03時46分
●2月28日(金)12時24分 ~ 16時29分
と合計13回あります。
月に12回~の頻度で訪れるボイドタイムを気にしてばかりいると逆に日々の生活に支障が出てしまいますね。
度々訪れるボイドタイムですが、なかでも新月と満月の時だけ気をつけておくという方も多いのです。
新月は何かをスタートする力が高まるタイミングと云われています。
新しい習慣をスタートさせたり、気持ちを切り替えるというのに良い日ですが、新月のボイドタイムの間は決断したり何かをスタートさせることを控えた方が良いとされています。
また、「新月のお願い事」もボイドタイムは避けた方が良いでしょう。
満月は収穫や成果を獲得しようとする力が高まるタイミングと云われています。
自分らしく突き進み成果を手にするのに良いといわれ、商談やビジネスのタイミングによいのですが、満月のボイドタイムの間はそういった大きなアクションは避けた方が良いでしょう。
2月の新月と満月のボイドタイムは?
2月の新月は2月24日(月)、満月は2月9日(日)。
先ほどの2月のボイドタイム一覧と照らし合わせてみると、なんと2月はこのどちらにもボイドタイムは重なっていません。
新月・満月とボイドタイムについては毎月調べることが出来るアプリやサイトがありますので、気になる方は参考にしてみてください。
ということで本当にざっくりとしたボイドタイムについてのお話でした。
ボイドタイムは気にし過ぎるとかえってよろしくないといわれていますので、この時間帯は避けておくか~ぐらいの気持ちで捉えたほうがよいでしょう。
ボイドタイムを気にするのではなく、月の影響と上手に付き合い日々の生活の中に上手に組み込んでいくと良いですね。
「私の星座だとどうなるの!?」と気になる方はぜひ西洋占星術の先生に鑑定を依頼してじっくりとみてもらってくださいね。
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