占いコラム|木星運行と数秘術の不思議な一致★2020年はこんな年になる!
2020年1月4日
およそ1年でひとつの星座を移動する木星は、その年の星座の持つ特徴を拡大・発展させると言われ、その年の運勢に大きな影響を与えると言われています。また一方で、数秘術では毎年の社会全体(宇宙全体)の方向性や傾向を読み解いていくのに、ユニバーサルイヤーナンバーというものを用います。今回は、この異なる2つの占術で2020年がどのような年になるのかみてみたいと思います。
占星術の世界で「木星」は、1年の運勢に大きな影響を与えるとされており、同じように、数秘術でも社会全体の傾向や流れを予測するのに「ユニバーサルイヤーナンバー」を用いますが、実はこの2つの異なる占術でみる1年間の運勢には不思議な共通点があるのです。
今回は、その共通した部分に特に焦点を合わせ、2020年がどのような年になりそうかみていきたいと思います。
2019年12月から木星は山羊座へ
占星術の世界では、木星は「幸運の星」であると言われ、社会全体の動きや流行・傾向などをみていくのに注目される星ですが、2019年の12月3日午前3時21分に射手座から山羊座に移動しました。
これは、これまでの射手座が司る「冒険、旅、高等教育、宗教、哲学、自由、楽観的、熱狂性」等々から連想される雰囲気や事柄から、大きな変化が訪れるということを表しています。
今回移動した先の山羊座の特性が、一体どのようなものかを前もって知ることは、その1年を上手に進んでいくための大きなポイントとなるでしょう。
山羊座のキーワードは、「社会生活、仕事、地位、適職、天職、業績、名声、学識」など。
そして山羊座のエレメントである「地」は、「用心深い、堅実、努力家、実際的、真面目」等々となっています。
木星の山羊座入りからみる2019年後期から2020年
木星が山羊座に移動した時点から、まずこれまでとは空気が全くガラッと変わったと感じる人も多くなってくるでしょう。
これまでの自由で楽天的な雰囲気から現実的で社会的、真面目なイメージが世間を包み始めるからです。
仕事などの社会活動全般で目標を立ててコツコツと努力を積み上げていくことがのぞまれますし、イメージや夢、希望といったカタチのないものよりも、現実的な目に見えるもので成果を上げようとする動きが強まってくるでしょう。
木星が射手座にあった時に描いていた理想を、実際の形にするための努力が求められます。
地のエレメントは時間をじっくりかけて進むことをあらわしていますから、性急にことを進める必要はありません。
スピード感よりも「着実性」が求められますから、慎重にことを進めていった方が良いといえるでしょう。
大きなところでは、社会の仕組みや制度にも変化が出てくるかも知れません。
政治はもちろん社会通念自体が大きく変化し、長期にわたって影響を与えるような動きがみられる可能性もあるでしょう。
社会的な地位や上下関係、組織で動くことなどにもスポットがあたってきますから、これまでフリーで動くことを良しとしていた人々も、何らかのコミュニティーを作っていく必要性を感じるかも知れません。
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社会の動きをみる「ユニバーサル・イヤーナンバー」
一方数秘術ではどうでしょう。
数秘術(ヌメロロジー)の世界では、社会全体の大きな流れや動向を「ユニバーサル・イヤーナンバー」と呼ばれる、その年が持つ数のバイブレーションで読み解いていく方法があります。
この「ユニバーサル・イヤーナンバー」は、個人レベルでは他人との協力が必要な物事、プロジェクト、関心、催しなど、外部の助けがないと上手く働かない全てのことについて影響を及ぼすと考えられています。
昨年のユニバーサル・イヤーナンバーは「3」。
そのキーワードは「自己表現、社交、旅行、創造、エンターティメント」などでした。
社会全体が自由で活気のある1年であったといえるのかも知れません。
ですが2020年のナンバーは「4」で、全く異なるバイブレーションを持っています。
「現実性、組織、勤勉、計画を立てる」等々がキーワードとなっており、確実で現実的な勤勉さが要求されることになるでしょう。
ユニバーサル・イヤーナンバー「4」からみる2020年
正確には前年の秋ごろから影響が出始めると言われているユニバーサル・イヤーナンバーですが、本格的にバイブレーションが強まる2020年は何事に対しても忍耐と現実性が求められるようになるでしょう。
最後までものごとを真面目に積み上げ取り組んでいく姿勢が必要とされ、組織単位で動いていくことにも注目が集まるでしょう。
奇抜なことよりも安定が求められ、いかに責任が果たせるかということが重要となってきます。
社会のルールが見直されたり、それを遵守することの大切さがクローズアップされるかも知れません。
早さよりも着実性、奇をてらったものよりも常識的で本質重視といった傾向が強まってきますから、昨年までの自由で楽観的なイメージを引きずっているものは相手にされなくなってしまう可能性もあるでしょう。
繰り返しの動き、効率、集中力と持続力が要求されますから、いやでも動きはじっくりと腰を据えて進むようなものとなるでしょう。
木星の運行と数秘術でみる2020年の流行
このように、この2つの占術でみた場合の来年の運勢は非常に近く、部分的には全く同じように感じてしまうほどシンクロしているものがあります。
これが手法・技法を異としても重なり合ってしまう占いの妙であると言えるかも知れませんが、これらから社会でどのようなものが流行するのか、また注目されるのかを予測してみたいと思います。
まずファッションですが、これはクラシカルでトラディショナルなイメージのものが流行の中心となってくる傾向が強まるでしょう。
ハイブランドで伝統的なデザインの良いものを長く使うという傾向もあるでしょうし、実用性重視で着回しのきくファストファッションが流行するかも知れません。
また、伝統的という意味では日本であれば和服に注目が集まったり、少し古い時代のデザインに目が向けられることもあるかも知れません。
エンターテイメントの分野では、古典作品をもとにしたドラマや映画、組織やチームをモチーフとしたものがより流行ってくる可能性も高いでしょう。
これまで下積みをしてきた人たちに注目があつまり、その中から新しいヒロインやヒーローが出てくるかも知れません。
その人たちに共通するのは、一見地味でどこにでもいるような一般人…といったイメージでしょう。
2020年もトレンドに乗り遅れることなく
以上が木星の運行と数秘術で読み解く2020年でしたが、いずれにしてもこの傾向を積極的に取り込むかどうかが運を分けることになります。
わかっちゃいるけど…とぼやぼやしていると、せっかくのチャンスを取り逃がしてしまうこともありますので、是非実際の毎日の生活の中にドンドン取り入れて、より良い1年を送られてくださいね。
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