占いコラム|気になる!神秘のレイライン
2019年11月9日
パワースポットに詳しい方は知っている「レイライン」。このレイラインとは何なのか・どこにあるのかという詳細を徹底解明していきます。これからのお出かけの際にきっと役に立つこと間違いなし!です。
日本を巡る神秘の線・レイライン。まだまだ知らない方も多いこの神秘の線について、これは何なのか・どこにあるのかなどをしっかり解明していきます!秋のお出かけの際に役立ててみてくださいね。
【レイライン】という言葉を聞いたことはありますか?
パワースポットを結ぶ神秘の線と言われているこのレイライン。
テレビでも何度か特集されたことがあるのでご存知の方も多いかもしれません。
今回はそんな謎に包まれたレイラインについてのお話です。
レイライン(ley line)とは
レイラインとは、太古の遺跡が直線的に並ぶように配置されていることを指します。
有名なものは古代イギリスの巨石遺跡群など、世界中に点在しています。
レイラインの存在は1921年にイギリス人のアマチュア考古学者アルフレッド・ワトキンスによって提唱されました。
もちろん世界だけではなくこのレイラインは日本にも存在しています。
有名なものは富士山を中心に結ばれたレイラインですね。
太古の遺跡や神社だけではなく、最近建てられた建築物もこのレイラインに配慮して建てられたのではないかという説もあります。
そのように、自然とそうなったレイラインもあれば人為的にそうなるように建てたという説もあり、未だにたくさんの謎を残しているのがレイラインなのです。
日本国内のレイライン
まずは日本全国にあるレイラインをざっくりではありますが引いてみました。
本当にざっとなのでもっと細かく見ると倍以上はあるのですが、日本にはこれだけの数のレイラインが存在しています。
今回はその中でも特に有名もしくは大規模なレイラインをご紹介します。
鹿島・富士ライン
日本のレイラインと言えばここ!と言っても過言ではない程に有名かつ強力だと言われています。
それもそのはずで、天孫降臨に重要な役割を担った神社で「すべての始まりの地」と呼ばれるほど名高い鹿島神宮と皇居・日本の象徴の山である富士山を結ぶレイラインのことです。
実はこのレイライン上にスカイツリーも建築されているのだとか。
並びでいうと、鹿島神社・スカイツリー・皇居・富士山ですね。
日本全国に存在するレイラインの多くは鹿島神宮・富士山・伊勢神宮を経由するものが多いというのもとても不思議なお話です。
伊勢神宮・出雲大社を中心としたレイライン
古都である奈良・京都を中心に描かれるレイラインはとても複雑で多いため、かなり簡略した図になります。
縁結びの神・福の神として名高く、日本最古の歴史書といわれる『古事記』にその創建が記されているほどの古社である出雲大社と富士山を結ぶレイラインである赤色の線。
出雲大社から富士山までの直線状にはパワースポットとしても有名な神社がずらりと並んでいます。
橙色の線は鹿島神社・皇居・富士山・そして神話に彩られた火の国:阿蘇をつなぐ大きなレイライン上にもたくさんのパワースポットが点在しています。
日光東照宮と高千穂、そして鹿島神宮・伊勢神宮・高千穂をそれぞれ結ぶ紫の線。
高天原(天界)にいた神々の中から天照大神(アマテラスオオミカミ)の孫(=天孫)である瓊瓊杵命(ニニギノミコト)を中心とした一行が降り立ち、その地を「高千穂」と名付けて治めるようになったと神話に記されている宮崎の高千穂と、日本各地の神話に関わる神宮が結ばれています。
中でも特に謎が深まると言われているのが黄色の線の伊勢神宮・熊野・平安京・伊吹山などを結ぶ五芒星の形のレイラインです。
高天原(天界)の統治者であり最高神である天照大神(アマテラスオオミカミ)祭る由緒ある伊勢神宮と、はるか昔の都であった奈良・京都を結ぶレイラインは非常に複雑です。
ということで非常にざっくりとしたレイライン紹介でしたが、名だたる神社などを繋いでいくと綺麗な直線を描いてきます。
まだまだ謎が多いとされるレイラインですが、そこにはきっと大きな意味があるのだと感じさせるものがあります。
パワースポットを巡りたいと思っている方は、このレイラインを意識して巡ってみるとよいかもしれないですね。
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