占いコラム|占い師になるための道のりって?
2019年10月1日
日本全国、どの県にも存在する占い師。占い師になる道のりは本当に千差万別なのですが、占い師として生きていくための勉強法やなり方もまた決まっているものではありません。今回はそんな占い師としての道のりについてのお話です。
「占い師が一人もいない県はない」と断言できるほどにたくさん存在する占い師。占い師になろうと思ったきっかけやその道のりは、占い師の数だけ異なります。どういったなり方や進み方があるのかを筆者の経験を交えながらお伝えします。
日本全国津々浦々、今の日本には「占い師が一人もいない県」はないんじゃないかというぐらいたくさんの占い師さんがいらっしゃいます。
そんな占い師という職業ですが「どうやったらなれるのか」という占い師のなり方というものは割と曖昧な気がします。
今回は占い師になるにはどういった道のりがあるのかというお話と併せて、こういった道のりもありますよ~という事例として筆者の占い師ヒストリーも少しお話したいと思います。
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占い師になるには
占い師になるために、何か資格がいるということはありません。
○○ディプロマ・○○セラピストなど占いに関するセミナーや資格取得の講座もたくさんありますが、あくまでも民間の資格ですので、その資格を持っていないと占いができないということはありません。
とてもシンプルに言ってしまうと「タロット・西洋占星術・算命学・四柱推命・手相などなど、学んだ占術を活かしてお仕事をしていく」だけ、です。
占い師になりたいと思った動機も
・自分自身が占いで人生が変わったと感じた
・気づいたら占いが身近にあった
・誰かの悩みを解決するお手伝いができたらと思った
・軽い気持ちで勉強したらハマった
・かっこいい!と思った
・自分一人で出来る仕事を探していた
など様々です。
筆者、鈴木理水の占い師としての道のりは少し変わっているかもしれません。
まず占い師になろう!占い師になりたい!と思ってはおらず、やりたいことの延長線上に占いというものがあったという感覚です。
幼少の頃から宝石・鉱物・天然石が好きで、いつか石を扱う仕事をしたいと思いつつ、生きていくために働いておりました。
「石を好きになってもらいたい」「石の素晴らしさを知ってほしい」という思いから石の仕入れを始めていく中で、その方一人一人に合った石を選出する際に、生年月日に基づいてセレクトできたらいいなぁと感じたことがきっかけで数秘術と出会いました。
振り返ってみると、オーダーブレスレットや水晶クラスターのご依頼を受ける際に「こんなに頑張っている人がどうして同じ悩みで苦しんでいるんだろう」と思い、占術を使って少しでも悩みを解決する糸口を見つけるきっかけになったらいいなぁと感じたことが「占いを勉強してみよう」という動機なのかなと思います。
どの占術を学ぶのか
占術というのはタロット・四柱推命・手相・西洋占星術という占いの種類のことをいいます。
占術は大きく「命・卜・相」と分かれており、ざっくり説明しますと
・命→生年月日を元に宿命や運勢をみていく
(四柱推命・西洋占星術・算命学・数秘術・九星気学・などなど)
・卜→その時々の運勢や状況や事柄を占っていく
(タロット・ダイス・ルーン・易・ダウンジングなどなど)
・相→名前や姿・形などを通して占っていく
(姓名判断・手相・顔相・家相・風水などなど)
ということになります。
この中からどの占術を学びたいのかを決めていく必要があります。
プロの占い師は「命・卜・相」の二種類は学んでおくと良いと言われていますので、一種類だけにこだわらず幅広い目でみていくと良いでしょう。
筆者は石の学びの延長線上に数秘術があり、鑑定の延長上に「今をがっつり読み解くことが出来る」タロットカードが待っていたという流れで数秘術とタロットという「命と卜」を中心に鑑定をしております。
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どうやって学ぶのか
自分が勉強したいと思った占術が定まったら早速学びスタートです。
その勉強方法もたくさんあり
・カルチャースクールや民間資格を展開している団体の教室に通う
・プロの占い師がやっている個人講座を受講する
・独学でいく
・通信で学ぶ
・どこかの占い師に弟子入りする
など調べればそれはそれはたくさん種類があります。
ここまで学んだらもう終わり!ここまで勉強したらもうプロだよ!という線引きも難しいです。
最低限度の知識はもちろん必要ですが、私たち占い師が鑑定料金の対価としてお渡ししているものは、学んできた知識と経験という知的財産です。
そのため「どこまで勉強したらいいのか」という上限はありません!
自分のために学び占術を磨き、常に前進していこうとしていく姿勢が一番大切ですね。
また、学びには当然費用もかかります。
一括払いのところもあれば都度授業の際に支払う場合もありますので、あらかじめ調べておきましょう。
筆者は、数秘術は完全に独学・タロットは教室を二件はしごしました。
占いだけではなく何の勉強にしても独学の場合は自分のペースで学んでいくことができる反面、誰かから教えてもらうことがないため知識の偏りや視野の狭さが懸念されます。
そのため、偏りがないか・解釈が固定していないかという確認が大前提です。
数秘術を学んで17年になりますが、今でも毎日勉強しています。
数秘術だけではなく、石・タロットに関しても毎日今でも勉強しますし、石やカードを触らない日は一日たりともありません。
また、占い師だから占術の勉強ばかりしていたらいいという訳でもありません。
会社員・専業主婦・兼業主婦・学生・個人経営・専門職・公務員…色んな職業で色んな経験をしてこられた方が鑑定にいらっしゃるので、お客様一人一人、それぞれの心へ届く言葉の使い方や言い回しを知っていないといけません。
社会情勢・地場産業・各職業について・許育関連・流行りのものなどなど色んなものに対して貪欲に知ろうとする姿勢が占い師になるための一番の資質ではないかなと個人的には思います。
ということで、占い師になるための道のりについてのお話でした。
今回お話しした内容以外にもたくさんのきっかけや道のりを経て占い師になったという方はたくさんいらっしゃいます。
「占い師になってみたいなぁ」という方の参考になれば幸いです。
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