不倫|W不倫中の彼との結婚を夢見る女性が知るべきW不倫の理想と現実
2018年12月7日
最初はそんなつもりはなくても、相手のことを好きになるにつれて、ついつい夢を見てしまうW不倫相手との結婚・・・。今回はW不倫中の彼との結婚を夢見てしまう女性が知っておくべき「W不倫の理想と現実」についてお話しします。
W不倫をしているひとのなかには、最初は離婚を考えていなくても、不倫相手の彼のことを好きになるにつれて「結婚」を夢見てしまう女性も少なくありません。
ですが、それはまずありえない「幻想」です。
今回は、その事実を理解するために知っておくべき「W不倫の理想と現実」をお話ししましょう。
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そもそもW不倫って、どんな関係?
W不倫をしているひとの多くがわかっているようで、わかっていないW不倫の本質。
あなたは、そもそもW不倫とはどんな関係だと思いますか?
答えはかんたん。
それは「独身同士のカップルとはちがう恋愛関係」ということです。
これを聞いたあなたは「そんなのあたりまえじゃん」と思ったかもしれません。
ですが、現実にはソレをほんとうの意味で理解していないから、W不倫の彼との結婚を夢見てしまうのです。
もちろん世の中には離婚をして、別の相手と再婚をするひとも大勢います。
そのなかにはW不倫の末に結ばれたご夫婦も、一定数いらっしゃるかもしれません。
ですが、それはけっして一般的なケースではありません。
それはなぜか?
W不倫の本質は「ゴールのない関係」
そもそもW不倫の関係というのは「ゴールのない関係」です。
ここでいうゴールというのは、もちろん「結婚」のことです。
独身同士のカップルの場合、実現するかどうかはともかくとして、そこには将来結婚をする可能性が少なからず存在します。
なぜなら独身同士のカップルが結婚しようと思った場合、極論をいってしまえば、その日のうちにでも籍を入れることは、物理的に(法律的に)可能だからです。
それに対してW不倫の関係は、そもそも論として今の配偶者との離婚を考えていないケースが多々あります。
実際のところ、「お互いの家庭は壊さずに・・・」といった大前提で、W不倫の関係をスタートさせるカップルが、大半なのではないでしょうか。
もちろん「いつかは一緒になりたいね」または「いずれはちゃんと離婚をして、結婚したいと思っている」といったことばをともなうケースもあるでしょうが、それを実現させるためには「お互いが離婚をする」というハードルが、その前に厳然と存在します。
少なくともそれは独身同士のカップルには、存在しないハードルです。
つまりそれは「独身同士の恋愛とW不倫の関係は、まったくちがうもの」ということ。
そしてそれは大前提として「ゴール(結婚)のない関係」だということ。
この事実を、まずはしっかりと頭の中に叩きこみましょう。
W不倫の関係は、「個人対個人の関係」
そもそもW不倫の関係とは、それぞれの日常のなかから一部分を切りとった関係であり、「非日常」の関係です。
つまりそこには彼とあなたの時間と気持ちのみが存在し、そのうえで成り立っているもの。
ですからW不倫の関係において、世間体や将来のことは考える必要がないのです。
そもそもW不倫という関係は【彼にもあなたにも家庭がある】ということが大前提になります。
そこには子どものことや親・兄弟・親戚・夫婦間のこと、また子どもの学校のことや近所付き合いなどをふくめて、いろいろとかんがえなければならないことがあるはずです。
そしてそこには自分ひとりの感情だけでは、どうにもならないことが山のようにあるでしょう。
またそうしたなかで、さまざまなことをかんがえる必要もあり、気の休まる時間もなかなかないかもしれません。
それに対してW不倫の関係は、彼とあなたがOKなら、それですべてがOKな関係です。
それはとてもシンプルで、そして面倒なことが基本的にはありません。
だからこそ日常の疲れを癒やすことができる「非日常な関係」ともいえるわけです。
そんな「非日常な関係」のなかで「結婚」の2文字をかんがえることなど、とくに男性にとっては億劫であり、面倒なことでしかありません。
それがW不倫をしている大半の男性の本音です。
あなたがどんなに「彼はほかの男とはちがう」と思っていたとしても、それがW不倫をしている男性の本質であり本音なのです。
彼があなたに求めているのは、あくまでも「個人対個人」の関係です。
ですから少なくともW不倫の関係で、その先に「結婚」を男性の側がかんがえているケースは、かぎりなくレアなケースである現実を、しっかりと心にきざみこみましょう。
W不倫の理想は「細く長く」が鉄則
さて、ここまでしつこいくらいに、W不倫の関係は「ゴールのない関係」であり「個人対個人の関係」であると言ってきました。
それは裏を返せば「W不倫は【細く長くの関係】が理想である」ということです。
つまりそれは、まちがっても「結婚」というゴールを求めることなく、また周りのひとたちにバレないよう(=大切なひとたちを傷つけないよう)ひっそりこっそり続けることこそが、W不倫をするうえでわきまえなければならない姿勢ともいえます。
そもそもW不倫というのは、けっして褒められる関係ではありません。
もっといってしまえば、「周りの人のことを考えられない人間の身勝手な行動」のひとことにつきます。
そうかんがえたら、そもそもW不倫の彼との結婚を夢見ることじたいが、傲慢な発想そのものだとは思いませんか?
だったらせめて、彼との結婚などどいう過剰な夢を求めることなく、周囲のひとたちに気づかれないよう、ひっそりこっそり続けることこそが、最大限のマナーでありルールだと思いませんか?
それができない、つらいというのであれば、それはあなたにはW不倫をする資格そのものがないということ。
これもしつこいくらいに、ずっとわたしが言い続けていることですが、そもそも不倫という関係は、とくに女性にとっては「百害あって一利なし」の関係です。
そうした自分自身のメリット・デメリットも考えたうえで、あなた自身の立場をしっかりと自覚し、「W不倫をしている立場」というものをわきまえた言動をとってくださいね。
その自覚があれば、W不倫の彼との結婚なんて考えられないはずですよ。
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