失恋｜もう立ち止まらない!!あなたが次の恋の進むための法

湯浅ちぐみ

2018年9月22日

好きで好きでたまらかなった人のことがどうしても忘れられない。

そんな気持ちを引きずっている人は、思いのほか多くいらっしゃいます。

とてもデリケートな感情ですから、心の奥にしまったまま何年も経過しているケースも珍しくありません。

時間が解決するのは確かにそうなのですが、ただ時が経つのを待つだけでは何かが足りないように感じているのではないでしょうか。

いつか気持ちにケリをつけなければと思っても、苦しいほど好きになってしまった人はそう簡単に忘れられるものではありません。

心の底から大切に思っていた人ほど思いを断ち切るのは困難ですし、運命的な出来事で引き裂かれたケースであれば、立ち直るには長い時間が必要かもしれません。

なぜ終わった恋をこんなに引きずってしまうのでしょうか。

どうすれば、この苦しい思いから解放されるのでしょうか。

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なぜ忘れられないのか～片思いの場合

片思いの相手が忘れられないケースでは、「あの時勇気を出せばよかった」「私ってどうしてダメなんだろう」など、後悔と自責の念を今も消し去ることができずにいることでしょう。あるいは、相手が既婚者だから我慢した、何かの事情があって身を引いた等のケースでは、悲恋ならではの美しく純化した気持ちが心にしっかり深く刻まれてしまったのかもしれません。

いずれにしても、成就しなかった思いというものは、相手のことを思う気持ちが大きく膨らんだまま行き場を失った状態です。スタートさせることができなかったから、終わらせることもできず、「好き」という気持ちが取り残されているのです。

なぜ忘れられないのか～失恋の場合

次に両想いだった場合です。恋愛は結婚へ移行しない限りいつか終わりを迎えます。男女関係は失敗で終わる割合の方が高いのですが、交際中はわざわざそんな不吉な事を考えることはありません。いつまでもこの幸せが続くはずだと思っているし、たとえ危機に直面しても頑張れば乗り越えられるはずだと信じています。そんな恋愛中心の思考回路で熱くなっている時に、もうこれ以上関係を続けることはできないとなれば、目の前が真っ暗になるようなショックを受けたことでしょう。別れの原因がどうであれ、その時のあなたはできる限りの抵抗をしたはずです。それでも、自分の望む展開にはなってくれなかった。最後にあなたの心はこう叫んだはずです。「待って、私はどうなるの？」

胸が張り裂けそうなほどの苦しさは、交際していた頃の最大のインパクトが、最愛の人が去っていく場面だからです。そしてショックで身動きがとれないまま２人の物語は打ち切られてしまいました。その時から時間が止まってしまっているのです。

忘れるために最初にすべきこと

まず、自分の芯を強化するために生活を整えます。難しい事は何一つありません。毎日の生活をきちんと淡々とこなすのです。食事と睡眠をしっかりと取り、住まいと身だしなみを清潔にして、散歩など軽い運動で血と気の巡りを良くします。それから、暇だと悲観的になりやすいので、頭を忙しくします。趣味に没頭したりゲームに熱中するなど、時間を忘れるようなことです。仕事や自分の役割に打ち込む、黙々と散歩する、無心で料理を作る等は一石二鳥かもしれません。