出会い|第9回 婚活をがんばるほど空回りする理由
2018年6月29日
婚活に疲れたあなたへ
藤沢あゆみです。
婚活、お見合い、友達の紹介。
出会い活動は、順調ですか?
今回は、出会い活動をがんばってるのに、どうもうまくいかない。
その理由を、解き明かしていきましょう
1.気合いを入れるほど玉砕するのは、なぜ?
「彼とは思いがけないところで出会ったの」
そんな話をよく聞きます。
恋愛なんて全然意識していない勉強会や、全然おしゃれしてなくてぼろぼろだったときの出会いから交際が始まり、結婚!
逆に、気合い入れて臨んだ婚活パーティーや合コンでは玉砕続き。
どうして、そんなことが起こるのでしょうか?
わたし自身を振り返っても、出会うきっかけって、恋愛を想定してなかったときが多いです。
・仕事に行く途中に声をかけられて、後日、改めてデートした
・友だちと、お酒を飲んだ帰り道、いつもより女らしくない格好だった(メイクもハゲハゲで髪ボサボサ)
・プロジェクト仲間で集まって、そのなかのひとりと付き合うことになった
なぜ準備してない時に出会いがあり、準備万端で玉砕するのでしょうか。
婚活ファッションして気合い入れるより、おしゃれしてなくてメイクハゲハゲヨレヨレなほうがいいの?
それは、ひとえに、構えていないからです。
あ、ちなみに勉強会などから付き合うことになり、結婚まで行ったパターンをよく聞きます。
自分自身も、同じプロジェクトメンバーだったひととは、長く付き合い、将来も意識しました。
決して、ダサくてボサボサなほうがいい、わけではないのですね。
2.恋愛は、構えるが負け
重要なポイントは、恋愛に対して構えていないということ。
わたしの例で言えばおおきく分けてふたつのパターンがあります。
恋愛以外に気合いが入っている
仕事、新しいプロジェクト
気分がオフになっている
飲み会の帰り
例外でそのときの彼氏とのデートに向かう道というのもありました。
共通点はターゲットになったひとに対して構えていないってことです。
構えていない、つまり相手のことを考えていないってこと。恋愛の始まりって、いかに相手のことを思って、おしゃれしたり、気遣いしたりして好感を持たれるかに気合いを入れるのにまるで逆です。
ならば、相手のことなんて無視して感じ悪く振る舞えってこと?
構えるとは、相手の反応を気にしているということです。婚活パーティーなんかがそうですよね。無理もありません、いかに選ばれるかという場ですから。
相手のことを考えているのだけど、相手を気遣うというよりは、いかに相手を自分に都合よく動かそうと策を練りますよね。
恋愛を意識していないときは、当然、相手を自分に都合よく動かそうとはしていません。何しろ相手のことが、恋愛対象としてはアウトオブガンチューなのですから。
そして相手も、自分にアプローチしてきた際、好感や興味くらいはあったとしても、長く付き合おうとか結婚しようとまでは考えていないわけです。
たまたま目に飛び込んできた自分に興味を持ってアプローチしてきただけで、最初からこちらに対して構えてはいません。
双方構えていない!これぞ自然な出会いです。
とは言え、出勤途中や飲み会の帰り道や、仕事のプロジェクトに、自分とちょうど釣り合う独身のパートナー候補がいる確率を狙うのは、宝くじに当たるのに期待するようなもの。
自然な出会いが起こるときと同じことが、スタンダードな出会いの場でも起これば、出会いの確率はさらに上がりますよね。
変な話、おしゃれもしてない、ボサボサでも出会いがあるなら、ちゃんとしたら相手からの好感もさらに上がり、相手もアプローチしやすいはずですよね。
3.選ばれるという視点を捨てよ
ここで、構えるときって、自分がどうなっているのかを明確にしてみましょう。
構えてるときって、相手から選ばれるかどうか気にしているようで
「選んでくれた、合格!」
「選んでくれない、ひどいひと」
と相手を厳しーくジャッジしているんです。
そして、相手をジャッジするとは自分をジャッジしています、選んでくれるかどうかで相手をジャッジし、相手が受け入れてくれ流自分かどうかで、自分をジャッジし、選ばれないと自分を減点している。
はぁ〜そりゃ疲れるし、恋愛が楽しくなろうわけがない、婚活や出会いを求める活動が辛くなるのも当然です。
出会いの成功確率を上げるには、自分を受け入れ、相手に対して構えない姿勢で臨むべし!
ということです。
そうです、自分にOKを出した状態で臨むべし。
自分を受け入れ、相手に対して構えない姿勢で臨むなら、その場が婚活パーティーであろうがお見合いであろうが、友達の紹介であろうがOK牧場です。
そして大切なこと、相手から選んでもらうという視点を捨てる。
恋愛とは選ばれるのを待つものではなく、選び合うものです。
自分も相手を選んでいるのだという視点に立ち、ありのままの自分にOKを出して、構えずにその場に臨める。
相手が自分を選ぶかどうかはもちろんわからないけど、これがわたし、選ぶも選ばないもお好きにどうぞ、This is meの境地ですね。そして自分も、あなたにときめいたらアプローチします、という対等の立場でいる。
そうです。選ばれないということに対して重く考えない。もちろん、選ばないことに対しても。
縁がなかった、好みではなかった。自分が断るときのことを考えれば、理由ってそれだけなのに、自分が断られる方になると存在を拒否されたかのように重く考えがち。
「え?だけど永遠に選ばれなかったら結婚はおろか、恋愛すら始まらないし、何度も何度も婚活パーティーに行く気力も財力も時間もないんですけど…」
わかりました。
次回は、いかにして自分にOKを出した状態で、選び合う視点で出会い活動を行うか、具体的な活動を提案いたします。こうご期待!
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