仕事運を上げる生活習慣~「気持編」「実技 編」~教えます
2019年4月22日
新年度始動。
就職・異動・転勤などで、いままでとは違う新しい環境で新しい仕事に就いたひとも多いでしょう。
「やる気はあるけど、なかなか慣れないしいろいろ不安・・・!」
というあなたのために、今日は仕事運を上げる生活習慣を「気持編」と「実技編」に分けてお届けします。
仕事運を上げる生活習慣~「気持編」
新しい仕事に対してどのような心構えで臨めばいいか。
不安に陥ったときにはどうすればいいのか、「気持ち」の部分に焦点を当ててにみていきます。
「ON」と「OFF」をしっかり意識する
就職、異動、転勤などで、「はじめての仕事」に就いた今、「頑張ろう!」「早く仕事を覚えなければ!」という気持ちになっているとしたらその時点で既に「仕事運」は上がっています。
まずは「仕事に全力で取り組もう!」というモチベーション、「やる気」をしっかり持ってください。
とはいえ・・・
「はじめての仕事」では失敗や、ミスはつきもの。
やる気とは反対に落ち込むことも多いはず。
しかし考えてみてください。
今でこそ「その道のプロ」と言われるひとでも一番初めは「はじめての仕事」であり、「慣れない仕事」であったはず。
まして「今日がはじめて」のあなたであれば「100点満点の出来」であるはずがありません。
「コレが出来なかった」「こんな失敗をしてしまった」
ということが沢山あると思います。
しかし「失敗」することにより学び、学ぶからステップアップしていけるものです。
なので「失敗した」ということ自体は当たり前で、けして「悪いこと」ではないのです。
でも・・・
「失敗してしまった・・・どうして自分はこんなにダメなんだろう・・」
と「失敗したこと」だけに焦点をあて、さらに「失敗したこと」を延々と考え続けるのはNG。
『仕事』のことを考えるのは基本『仕事のとき』だけ。
『仕事の失敗』でクヨクヨするのであればこれも『仕事のとき』だけ。
にしてみてください。
要は「ON」と「OFF」をしっかり切り分けるということですね。
ずっと「ON」の状態は、ゴムを力いっぱい引っ張っているようなもの。
その状態がずっと続ける、つまり「ゴムをずっと引っ張り続けて」いると・・・
そうですね。
ゴムは弾力を失い伸びきって使いものにならなくなる。
「失敗」したことは仕方ない。
時間を巻き戻すことはできないのですから。
しかし、
「失敗を糧にして明日は失敗しないようにする」
ことは出来ます。
仕事がおわったらスイッチをしっかり「OFF」にして「失敗したクヨクヨ」も「OFF」。
「失敗」のことは考えずに、しっかりリフレッシュしましょう。
仕事運を上げる生活習慣~「実技編」
新しい仕事に対してどのような心構えで臨めばいいか。
今度は実際の仕事場での場面「実技編」をみていきましょう。
「はじめての仕事」をするときは
仕事だけではなく何でも「はじめて」のことは緊張するものです。
緊張すると焦る。
焦るとうまくいかない。
そして、さらに焦る・・
という悪循環に陥らないために、まずは、「時間に余裕を持つ」ことが肝心です。
「仕事を始める時間」に余裕を持つこと。
例えば、言い古されたことですが「5分前行動」。
「開始」よりも5分早く現場に到着すれば「5分の余裕」が出来ます。
この「5分」で気持ちを整えることができますし、仕事のちょっとした下準備ができる。
「準備」を整えたうえで仕事に取り掛かると無駄な「焦り」は少なくなるはずです。
「仕事をする時間」に余裕を持つこと。
「多分、1時間でできるだろう」と見積もって、そのあとに仕事を詰め込む。
でも、はじめに仕事が見積もり通りに終わらず2時間かかったとしたら・・・
「あとの仕事、急いでやらなきゃ!」と1時間分の遅れ」を取り戻すためにの焦り」が出てきます。
はじめての仕事を焦りながらしても大抵はうまくいきません。
慣れない仕事は「技術」「要領」がまだ備わっていないわけです。
足りない「技術」と「要領」は「時間」でカバーできます。
「はじめての仕事」は、
「多分○時間で出来るかな?」
の「見積もり時間」にプラスαの時間を考慮して取り組むようにしてみましょう。
そうすることで「余裕」が生まれます。
「余裕」があれば落ち着いて事に臨むことができます。
落ち着いてやれば失敗は少なくなります。
刃を研ぐ時間を設ける
就職や異動で新しい部署に来たときは「新人」。
「新人」のときは仕事もまだ覚えていないし、なにかと雑用をする機会が多く、「やることが多くてもう大変!」とパニックになることがあります。
「やることが沢山あるからとにかくやらなければ!」とお昼休みもろくに取らずに仕事を続ける・・
という「新人」さん、案外多いのではないでしょうか。
そんな時、思い出してほしいのがこの「寓話」です。
しかし、そのノコギリの刃はボロボロです。 そこに旅人が通りかかりました。
木こりの難儀している姿を見て、 「そんなボロボロの刃じゃ、木は伐られないだろう。 一旦切るのを止めて刃を研いだ方がいいのでは?」 と忠告しました。ところが木こりは、 「そんな!刃を研いでいる時間がもったいない! 刃を研ぐ時間なんてないよ!」 といってボロボロの刃のままで木を伐り続けました。
当然、木をぜんぜん伐れません。 旅人はもう何も言わず肩をすくめて行ってしまいました。
「忙しい!忙しい!」と言って休み時間中も仕事し続けるのは、「ボロボロの刃で木を伐り続ける木こり」のような状態になっているもの。
一度「がむしゃらに突っ走る」ことを止めて、モノ・コト・時間の整理をしてみる。
ちょっとだけ手をとめて自分と自分の仕事を客観的にみてみる。
そうするだけで、驚くほど「無理・無駄」が見えてきて仕事がスムーズに進みだします。
まとめ
いかがでしたしょうか。
新しい環境で新しい仕事。それに怯むことなく「頑張ろう!」と思えた時点ですでに「仕事運」はアップしているのです。
そのうえで・・・
「失敗」したとしても「うまくいかなかった」としてもONとOFFをしっかり切り替えて引きずらない。
時間に余裕を持って無駄な焦りをなくす。
そして、がむしゃらにやるばかりではなく、立ち止まって自分を客観視してみる。
これらを実践してみてくださいね。