~神社の正しい参拝方法・全国開運神社まとめ~運が開けるパワースポットめぐりとは?
2023年12月27日
もうすっかり人気となったパワースポットめぐり…。
パワースポットに行くだけで、本当に御利益があるのでしょうか?
本コラムでは、
・開運につながるパワースポットめぐり
・神社の正しい参拝方法
・全国の開運神社まとめ
<1>縁結び・浮気封じ・復縁・縁切り
<2>開運招福
<3>芸事、芸能
<4>悪病除け、厄除け
をご紹介いたします。
新年を良い年として迎えられるよう初詣の前、またいつものお参りの前に、ぜひチェックしておいてくださいね。
パワースポットと言われる神社
本当に御利益があるの?
日本神話の古事記や日本書紀に展開される神々の物語がありますが、神社には「八百万の神」といって、様々な神様達が奉られています。
また、御利益も神様によって様々、島根県の「出雲大社」などは縁結びの神様ということは、皆さんも良く知るところでしょう。
しかし、ここで伝えておきたい何よりも一番大事な事は、どんな御利益を得られる神社であっても、自分にとって良い方角(吉方位)でなくてはならず、そこを勘違いすると折角の御利益も台無しとなってしまいます。
パワースポットと言われる場所や神社は、とても強いエネルギーを持ちますので、上手に利用すれば開運に繫がるものですが、凶方位では逆作用を起こすことになります。
パワースポットだからと、すぐ飛びつくのでなく、自分にとって良い方角にあたるのか?
そこをまず確認をしておきましょう。
自分にとっての吉方位は毎年変わりますので、これも注意しておきたいところです。
私たちの生活に根付いている神社
神様とか仏様っていうと、何か宗教的だからって毛嫌いする人もいるでしょう。
また普段は、何の縁もない生活をしている人もいるでしょう。
でも正月になると神社仏閣に初詣に行き、結婚式には神前で愛を誓い合い、死を迎えれば仏式で弔い、お寺にお世話になります。
信じるとか信じないとか言うより、私達の生活に密着しているものであることは事実です。
日本全国には、たくさんの神社がありますが、中でも天満宮や八幡宮、稲荷神社、伊勢神宮の分社である神明社が、他の神社に比べてダントツに多く分布しています。
その地域や自然環境における人々の信仰心と共に分布されていったものも多く、特定の地域にだけ多い神社もあります。
神社の正しい参拝の仕方
まず、神様にお参りをするにあたり、最初にしなくてはならないのは身心を清めることからです。
昔は「禊ぎ」といって、川に入って身を清めてからお参りをしました。
現代でそれは難しいことから、参道には必ず手水舎が設けられています。
手水舎での清めの仕方
(1)置かれている柄杓を右手で持ち、清水を汲み左手にかけて清めます。
(2)次に左手に柄杓を持ち替え、同様に右手にかけます。
(3)再度、右手に柄杓を持ち、左手の平に清水を受けて口をすすぎます。
(4)最後に残った清水で柄杓を立てながら、柄の部分を流し清めます。
柄杓を元の位置に伏せて戻し、これで一連の禊ぎの動作は終了です。
本殿での参拝の作法
手水舎での清めの後、参道を通って神前に向かう際には、参道の中央は神様の通り道であることから、中央は避けて右側か左側のどちらかを歩いてください。
神前で拝礼をする時は、中央に立っても差し支えはありません。
二礼二拍手一礼の仕方
(1)神前には賽銭箱と鈴等が供えられていますので、まずお賽銭を入れて鈴を鳴らします。
(2)直立の姿勢から深々と90度くらい頭を下げて拝礼、これを二回行います。
(3)次に両手を胸の高さに揃えて合わせた後、右手を指の一節分くらいずらせてから二度、柏手を打ちます。両手を元に合わせて心を込めて祈念をし、ゆっくり手を下ろします。
(4)再び最初のように深々と一礼します。
これが基本的な神社の参拝の仕方となります。
(伊勢神宮や出雲大社はこの限りではありません)
右手を一旦ずらす動作は、左は陽であり右は陰、陰は陽に従という意味があり、両手を合わせるのは陰陽の結合と調和、そして手を打ち鳴らすのは天の岩戸開き、このように全ての動作に意味があるのです。
全国の開運神社<1>
「縁結び」の御利益を得られる神社
出雲大社(いずもおおやしろ) 島根県
祭神 「大国主大神(おおくにぬしのおおかみ)」
縁結びの福の神といえば殆どの人が思い浮かべるでしょう。
八百万(やおよろず)の神々が集まる社だけに、たいへん厳かな雰囲気であり、何といっても圧巻なのは注連縄(しめなわ)の大きさでしょう。
地主神社(じしゅじんじゃ) 京都府
祭神 「大国主大神(おおくにぬしのおおかみ)」
ここは、お守りや種々の演出などが凝っていて、縁結びの御祈祷もして頂けるようです。
常に女性で賑わっている人気スポットです。
大神神社(おおみわじんじゃ) 奈良県
祭神 「大物主大神(おおものぬしのおおかみ)・大己貴神(おおなむちのみこと)・少彦名命(すくなひこなのみこと)」
大神神社には本殿がなく、三輪山の全てをご神体とする日本最古の神社といわれます。
拝殿は徳川四代将軍家綱の造営であり、境内にはたくさんの三輪の神杉がそびえ立ち、静寂のなかにも雄大さを感じる神社です。
彌彦神社(やひこじんじゃ) 新潟県
祭神 「天香山命(あまのかごやまのみこと)」
天香山命は神武東征の際に活躍をした神であり、人々に農業や製塩を教えたといわれます。
やはり縁結びに御利益を得る神社です。
筑波山神社(つくばさんじんじゃ) 茨城県
祭神 「筑波男神(つくばおのかみ)・筑波女神(つくばめのかみ)」
筑波山の中腹に鎮座し、男体・女体の二つの峰からなり、男女の神が宿るとされてきました。
二荒山神社(ふたらさんじんじゃ) 栃木県
祭神 「大己貴命(おおなむちのみこと)・田心姫命(たごりひめのみこと)・味耜高彦根命(あじすきたかひこねのみこと)」
日光国立公園の中央に位置し、神域のパワーを感じられる神社です。
東照宮が隣接しますので、観光客も多く訪れています。
一之宮貫前神社(いちのみやぬきさきじんじゃ) 群馬県
祭神 「経津主神(ふつぬしのかみ)・姫大神(ひめおおかみ)」
社殿は総漆塗りで彫刻も鮮やか、日光の東照宮を造った徳川家光の命で再建されたといわれます。
東京大神宮(とうきょうだいじんぐう) 東京都
祭神 「天照大神(あまてらすおおみかみ)・豊受大神(とようけのおおかみ)・天之御中主神(あめのみなかぬしのかみ)・高御産巣日神(たかみむすびのかみ)・神御産日神(かみむすびのかみ)倭比売命(やまとひめ)」
東京では一番の人気スポットと言えるでしょう。
縁結びが叶ったら次は男女の仲、夫婦和合、子授けの運を頂きましょう。
その他の、縁結びの御利益を得られる神社
神奈川県の金山神社(かなやまじんじゃ)、宮崎県の鵜戸神宮(うどじんぐう)。
また山梨県の夫婦木神社(めおとぎじんじゃ)。
ここの御神木は若い男女は少々顔を赤らめそうなエロティシズムにあふれていますが、自然に出来たモノであることを知ると神秘性さえ感じてしまいます。
浮気封じ・復縁・縁切りを叶える神社
浮気封じや復縁を望むなら、京都市の櫟谷七野神社(いちいだにしちにじんじゃ)や奈良市の采女神社(うねめじんじゃ)。
折角、結ばれたけどヤッパリ合わない、エ~ンガチョ!
縁切りなら、栃木県の門田稲荷神社(かどたいなりじんじゃ)や大阪市の橋姫明神(はしひめみょうじん)。
ここも参拝者で賑わっているとかで、神様もくっつけたり離したり忙しいことです。
全国の開運神社<2>
「開運招福」の御利益が得られる神社
箱根神社(はこねじんじゃ) 神奈川県
祭神 「瓊瓊杵命(ににぎのみこと)・彦火火出見尊(ひこほほでみのみこと)・木花咲耶姫命(このはなさくやひめ)」
政財界の信奉者も多いといわれ、強いパワーを持つ神社の一つです。
白山比咩神社(しらやまひめじんじゃ) 石川県
祭神 「白山比咩大神(しらやまひめのおおかみ)・伊弉諾神(いざなぎのかみ)・伊弉冉神(いざなみのかみ)」
白山連峰の主峰、白山の山頂に奥宮が鎮座し、修験道の聖地といわれます。
春日大社(かすがたいしゃ) 奈良県
祭神 「武甕槌命(たけみかずちのみこと)・経津主命(ふつぬしのみこと)・天児屋根命(あめのこやねのみこと)・比売神(ひめのかみ)」
三笠山の麓に鎮座する古式ゆかしい神社です。
神田神社(かんだじんじゃ) 東京都
祭神 「大己貴命(おおなむちのみこと)・少彦名命(すくなひこなのみこと)」
平将門が祀られている神社です。
鶴岡八幡宮(つるおかはちまんぐう) 神奈川県
祭神 「比売大神(ひめおおかみ)」
関東の八幡神社のほとんどが、ここから分祀されているといわれます。
建部神社(たけべじんじゃ) 滋賀県
祭神 「日本武尊(やまとたけるのみこと)」
琵琶湖の近くに位置し、一晩のうちに成長したと伝えられる「神紋三本杉」が見られます。
石清水八幡宮(いわしみずはちまんぐう) 京都府
祭神 「誉田別命(ほんだわけのみこと)・比咩大神(ひめおおかみ)・息長帯比売命(おきながたらしひめのみこと)」
伊勢神宮に次ぐ第二の宗廟とされ、歴代天皇が数多く参詣されたようです。
大鳥大社(おおとりたいしゃ) 大阪府
祭神 「日本武尊(やまとたけるのみこと)・大鳥連祖神(おおとりのむつじのおやのかみ)」
日本武尊の化身、大鳥伝説が残されている神社です。
枚岡神社(ひらおかじんじゃ) 東大阪市
祭神 「天児屋根命(あめのこやねのみこと)・比売大神(ひめおおかみ)・斎主大神(いわいぬしのおおかみ)・武甕槌命(たけみかずちのみこと)」
1月には小豆粥を炊いて、その年の農作物の吉凶を占う「粥占」が有名だそうです。
長田神社(ながたじんじゃ) 兵庫県
祭神 「事代主神(ことしろぬしのかみ)」
事代主神は大国主大神の子にあたり、日本国家の基盤を造るに貢献したと言われる神様。
筥崎宮(はこさきぐう) 福岡県
祭神 「玉依姫命(たまよりひめのみこと)」
別名を筥崎八幡宮といい、日本三大八幡宮とされています。
全国の開運神社<3>
「芸事、芸能」の御利益を得られる神社
伏見稲荷大社(ふしみいなりじんじゃ) 京都府
祭神 「宇迦之御魂大神(うかのみたまのおおかみ)・左田彦大神(さたひこのここかみ)」
拝殿の裏手にある「千本鳥居」がトンネルのように並ぶ、稲荷神社の総本山といわれます。
戸隠神社(とがくしじんじゃ) 長野県
祭神 「天手力雄命(あまのたじからおのみこと)・天八意思兼命(あまのやごころおもいかねのみこと)・天表春命(あまのうわはるのみこと)」
険しい戸隠連山に鎮座する霊験場。
江島神社(えのしまじんじゃ) 神奈川県
祭神 多紀理比売命(たぎりひめのみこと)・市寸島売命(いちきしまひめのみこと)・田寸津比売命(たぎつひめのみこと)」
音楽を志す人は是非、行ってみてください。
全国の開運神社<4>
「悪病除け、厄除け」の御利益を得られる神社
大國魂神社(おおくにたまじんじゃ) 東京都
祭神 「大國魂大神(おおくにたまのおおかみ)・御霊大神(ごりょうおおかみ)ほか」
国内の著名な6ヶ所の宮を祀る、都の文化財に指定されています。
大洗磯前神社(おおあらいいそさきじんじゃ) 茨城県
祭神 「大己貴命(おおなむちのみこと)・少彦名命(すくなひこなのみこと)」
鹿島灘海岸に鎮座し、医薬の神といわれます。
午前6時に、宮司以下の神職が磯に降りて奉拝の式を行うそうです。
小綱神社 (こつなじんじゃ) 東京都
祭神 「倉稲魂神(うがのみたまのかみ)・市杵島比賣神(いちきしまひめのかみ)」
強力な厄除けで知られているようです。