【後半】知っている? あなたの生まれ星座の神話。~天秤座・蠍座・射手座・山羊座・水瓶座・魚座~
2019年2月9日
自分の生まれ星座の神話に、興味ある?
後半6星座の神話とは
※前半の6星座を見逃してしまったあなたはこちら
→【前半】知っている? あなたの生まれ星座の神話。~牡羊座・牡牛座・双子座・蟹座・獅子座・乙女座~ / Writer by:透山 棗
天秤座
昔々、まだ神さまと人間が共に暮らしていた金の時代が過ぎ、鉄の時代になった時人々は、略奪、戦いなど、血塗られた世界を生きる様になってしまいました。
時代が下るにつれて、共に暮らした神さまもどんどん天界に帰り、最後まで人間には、きれいな魂が残っていると信じていた「アストレイア」という女神は死者の魂を測り、善の魂に傾く様に人間を諭していましたが、大きな戦争を繰り返すようになった人間を見限り、天界に帰って行きました。
魂を測るときに使っていた、「天秤」を、のこして……。
この残された天秤が、天に上げられ「天秤座」になりました。
前回の乙女座の神話この女神「アストレイア」が、乙女座の女神だと言われる神話もあります。
天秤座の自分の中の善悪の基準、人を信じる心を大切にすることにつながっています。
蠍座
昔、オリオンという狩りの名人がいました。
だんだん傲慢になって行くオリオンを天の神が許さず、大蠍を差し向け蠍は、オリオンのかかとを刺し殺してしまいました。
この時に、空に上げられたのが、オリオン座と蠍座です。
この神話は、現在でも春先に見られるので、空を見上げてみるのですが、オリオン座は冬を代表する星座で、蠍座は夏を代表する星座です。
春になると、オリオンが西の空に沈み蠍が東の空に昇ってきます。
オリオンが刺殺された恐怖に、蠍が昇ってくると逃げていく姿だと言われています。
蠍側の話が出ない、蠍座の神話ですが、確実性、静かに目的に向かうというところが、蠍座の特徴に一致します。
射手座
ケイロンは、医術、音楽、預言、狩猟の名手で、すべてを教えることもしていました。
ケイロンから教わり、それぞれの名手になった弟子たちは、たくさんいましたが、ヘラクレスも、そのひとりでした。
ヘラクレスの怪物退治の祝賀会の中、酒に酔ったヘラクレスが放った矢に当たり、不死身のケイロンは苦しむことになります。
その矢には、ヒドラの毒が塗られていて、どんな薬草も効果がなく、ケイロンはゼウスに頼み死を迎える事が出来ました。
ケイロンの功績を称えたゼウスが、空に上げて「射手座」になりました。
自分の興味を持ったことには、集中して取り組む、自分の意見を尊重してもらえる、など、射手座の特徴が出ている神話です。
ちなみに夜空では、射手座の弓の先は、蠍座の心臓である
「アンタレス」に、向けられていて、大蠍が天上で暴れださない様に、見張っていると言われています。
有名占い師多数!無料で恋愛の問題をズバッと解決!!超優良占いサイトが贈る<恋愛占いはこちら>
山羊座
山羊座にも神話が、いくつかありますが、子供の頃に知ったのは、この神話。
昔、天の神々が宴会をしていた時に大きな怪物が現れ、それぞれに逃げ出したのだけれど
牧神パーンは、あまりの衝撃に変身しながら川に飛び込んだけれど、慌て過ぎていたため、
下半身が魚、上半身が山羊の姿で川に飛び込んでいたところを、怪物退治から戻ったゼウスが、そのまま、天に上げて「山羊座」になったと言われています。
このときのパーンの驚きようが、「パニック」の言語になったとも言われます。
冷静沈着に目標を立て、コツコツと物事を進めようとするのは、想定外でパニックになる事を嫌悪する、山羊座の基になっているようです。
水瓶座
ゼウスが下界を見ていると、女性よりも美しい、牧童を見つけました。
そばに置きたいと思ったゼウスは、大鷲に姿を変え、さらいに行きました。
牧童は最初、故郷を離され知らない場所に連れて来られたことを嘆き悲しみますが、神々の食事の世話などをするようになりました。
また、ゼウスからは「永遠の命」を与えられたとも言われています。
子供が戻らない事を悲しんだ両親の為に、ゼウスが水瓶を持って神々に仕えている姿を、両親に見せるために天空に上げた星座が、水瓶座と言われています。
女性よりも美しい牧童。
水瓶座の中性的な印象が現れています。
新しい場所で順応する力、神々を喜ばせる工夫を見せる事も、水瓶座のイメージに、つながります。
魚座
魚座の神話は、山羊座の宴会と同じところで起こっています。
怪物が宴会を行っていた場所に現れて、大勢の神々が逃げ出していました。
逃げ出す神々の中に、アフロディーテとエロスの母子もいました。
この2人は、魚に姿を変え川に飛び込み逃げて行きましたが、途中で離ればなれにならない様に2人の体をひもで結び泳いでいる姿を見たゼウスが、美しい母子愛に心を打たれ、天に上げて星座にしたのが、魚座の姿と言われています。
自分の行った行為を見た人が、自分の意図しない方向に感動させる能力を秘めている、そんなイメージが魚座に重なります。
12星座と神話のつながり
12星座の神話、それぞれに、12星座につながるエピソードが隠れています。
もっと詳しく書かれている神話の本もありますので、興味のある方は読まれてみるとおもしろいでしょう。
筆者が星に興味を持ったのは、小学1年生で、12星座の話以外ではカシオペア座の話やその娘アンドロメダの話、星の変化が、おもしろいぎょしゃ座のカペラの話など
占星術の勉強をする前から、神話を知っていたこともあり、夜空の星を探すのはとても興味がありました。
1番印象に残り、空の星を探したのは「オリオン座の神話(蠍座の神話)」で、星座早見盤を使って最初に探した星座は「オリオン座」でした。
色々な神話を読むと『神さまも、けっこう無茶な事をするなー』と思いながら、読んだ記憶があります。
神さまは、どんな神話でも想像を超えたスケールで描かれていて、おもしろかったです。
≪無料なのにここまで分かる!?恋愛の悩みはお任せください!! 無料占いはこちら≫