知らなかった!占いと心理学の違い
2019年2月4日
「占い」と「心理学」。
どちらも「ひとの悩みを解決する」ということは同じだけど、どこかどう違うんだろう・・・?
と思ったことはありませんか?
このコラムでは、「占い」と「心理学」の共通点と違いを比べて より効果的な「占い」の活用法をお伝えします。
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「占い」と「心理学」の「イメージ」の違い
「占い」と「心理学」。
どちらも「ひとの悩みを解決する」という目的は同じ。
でも「占い」と「心理学」では受ける印象がずいぶんと違いますよね。
ドラマや映画で登場する「占い師」は、薄紫色のベールをかぶって水晶玉を持っているという・・・という怪しいイメージ。
一方、「心理カウンセラー」は「科学的に」「合理的に」描かれていることが多いですね。
これは、「現実」の世界でも同じで、例えば、私が「キャリアコンサルタント・心理カウンセラーです」と言うときは聞かれないけれど、「占い師です」と言うと 90%の確率で聞かれることがあるのです。
それは・・
「当たるの?」
です。
「当たる」という言葉には
「自分以外の力が働いて そうなる」
「そうなることが避けられない」
「人智を超えた 不思議なもの」
というニュアンスが含まれているように感じてしまって、「ああ、やはり<占い>って、怪しいイメージがあるのだなー・・」と思ってしまう。
「占い」と「心理学」。
その似て非なるもの。
まずはそれぞれの歴史からみていきましょう。
占いの歴史
占いの歴史はとても古い。
たとえば手相は、その発祥は5000年前。
ブッダが入滅して以後、仏像が作られるようになりその「手のひらの線」がちがっているところから「研究」がはじまったと言われています。
西洋占星術は紀元前2000年頃からといわれるので、いずれもゆうに2~3000年の歴史があるということになりますね。
四柱推命,気学、算命学など、陰陽五行説をもとにした東洋の占いも長い歴史があります。
その歴史の当初、「占い」は「個人の吉凶を占う」というよりは、「政治」の一手段として用いられてことが多かったようです。
日本では、「卑弥呼」は一国の女王であるとともに、「シャーマン」であったと伝えられていますし、平安時代には「陰陽寮」という「政府」の一機関として「占い」を扱っていた機関があったと言われています。
心理学の歴史
一方、「占い」に比べて「心理学」は歴史は案外短いといえます。
「哲学」から分化したのはアリストテレスの時代だといわれますが「患者を治す」ことを主眼としたのは19世紀~20世紀のフロイト、ユングくらいから。
なので「心理学の歴史」は百数十年ということになります。
フロイト、ユング以降のさまざまな「心理学」は、ここ100年あまりの科学の発達とともに構築されていったわけです。
現代での「占い」と「心理学」の認識
「心理学」が科学的な視点・・・数値化できる、再現性がある、合理的な説明ができる・・という側面を持つのに対して、「占い」はそこが曖昧なので「怪しい」というイメージを持たれがちなのでは、と思うのです。
なので「現代社会」の中では「占い」が「公的な場面」に登場することはほぼありません。
たとえば、学校に「スクールカウンセラー」は居るが、「スクール占い師」は居ない。
ハローワークに「キャリアコンサルタント」は居るが「適職を占う占い師」は居ない。
という風に。
少しまえ、某国の大統領が占星術師の顧問をつけていたことが問題になったように、「公的な場面」では「占い」はずいぶんと分が悪いようですね。
これは、「心理学」が「科学」によるエビデンス(証拠)があるのに対して、「占い」はそこがないからだ、と思うのです。
たしかに「心理学」は、被験者を用いて気が遠くなるような実験とデータ分析を行い、「理論」として確立されています。
「事象A」と「事象B」との「違い」を理論的に数値化して客観的に説明をつけることで発展してきたのです。
しかし占いでは「事象A」と「事象B」の「違い」を心理学ほど精緻に証明・説明することは難しい・・と言わざるをえません。
「占い」は科学的ではない?
では、科学的証明ができないから占いは怪しいのでしょうか?
いいえ。「占い」には「心理学」よりもはるかに長い数千年という「歴史」があります。
「嘘」が数千年の時を経て現代に伝わることはないはずです。
「この星を持っているひとは、〇〇の傾向がある」という「事実」が「伝承」となって現代に伝わっている。
このことが即ち「占い」の強み だと思うのです。
「科学では証明できない」。
けれども、「ずっとそういわれてきたこと」の方こそ まだ科学で証明されていない真実がある!
と言ってしまうと、言いすぎかもしれませんが・・・。
「心理学」の基本姿勢を踏まえて占い」を上手に使おう!
「占い」と「心理学」。
「ひとの悩みを解決する」という部分は同じ。
しかし、それぞれの歴史、そして成り立ちは違うことをみてきました。
だから、相反するもの、対抗するもの・・ではなく、二つを上手に「融合して」活用することが大切だと思うのです。
「心理カウンセリング」で一番重視するのは「クライアント(相談者)」本人です。
「答えはクライアントが持っている」という基本姿勢でカウンセリングに臨みます。
なのでカウンセラーは、「指示」はしません。
クライアント本人が自分で気が付くまで、「話を聴く」ことで支援していきます。
一方、「占い」は、ややもすれば「相談者」よりも、「占った結果」を重視してしまうことがあります。
「この星が出たから、望みがない」あるいは「このカードが出たから、とても有望だ」・・・etc
その前にまず「相談者」である「私」がどうありたいのか、どうしたいのか、を明確にしておくことが必要だと痛感します。
時々、「わたしはこれからどうなるのでしょうか」というご相談を頂くことがあるのですが、これは旅行代理店のカウンターで「わたし、どこに旅行にいけばいいんでしょうか?」
と聞いているのと同じ・・・といえなくもありません。
「占いの結果」は、「相談者がどうありたいか」によって「読み方」や「アドバイス」が違ってきます。
先の旅行代理店カウンターの例でいえば
「のんびりゆっくりしたいので南の島のリゾートに いきたい」
→「では、モルディブの海上コテージでのんびりのプランがあります!」
「世界遺産をできるだけ周れるツアーに行きたい」
→「では、一週間で○箇所まわれる世界遺産ツアーがお勧めです!」
というふうにより具体的に言うことで、より現実的で自分の望みにあったプランをゲットできます。
「占い」をする際にも、まずは「私がどうしたいか。どうありたいか」を自分自身と相談してから臨むとより具体的で現実的な「結果」を手にできるはずです。
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