占い師を目指すための「占い学校」とは?
2018年12月26日
占い師になるためには、占いが使えるように「知識」や「技術」を学ぶ必要があります。
長い間、占いの術は口伝などで師匠から弟子へと受け継がれてきました。
人様の人生に影響を与える術ですから、取り扱いにも細心の注意が必要で、誰にでも簡単に教えて良いわけではなかったのです。
または、膨大な書物から独学でコツコツ学び、長い年月をかけて身に着ける方もおられます。
専門書物は高額なものが多く、お金持ちのご隠居さんの知的な趣味として発展してきたという歴史もあります。
しかし近年では、占い専門学校が出来、誰でも気軽に占いの術を学ぶことができるようになりました。
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占い学校のメリット
占い学校では、占いのプロが講師となり、要点をわかりやすく伝えてくれます。
そのため、長い間、独学で書物などからコツコツ学んできた方にとっては、知りたかったことを簡単に教えてもらえるというのは衝撃的な感動を感じることもあるようです。
講師は、自ら膨大な書物を研究し、何年間もの鑑定経験から質の高い知識を抽出し、生徒に提供してくれます。
それを受け取った生徒が占いを使いこなせないわけがないと言えるくらい、至れり尽くせりの内容となるはずです。
もちろん、講師にもいろいろなタイプの先生がいます。
きちんとした先生であれば、自分の研究成果や実践結果から導いた知識を惜しげもなく教えてくれることでしょう。
もちろん占いの知識は誰にでも教えても良い知識だけではないので、多少なりとも人を選んで教える場合があるかもしれませんが・・・。
学校によって、初心者対象か中級以上対象かなど、対象者によって、消化不良を起こさないように伝えるレベルや学習量を調整する学校もあるでしょう。
お茶会やワークショップも人気
学校以外にも、現役占い師さんが講師となり、お茶会やワークショップ形式で占いを教えてくれる場合もあります。
またカルチャースクールでも占いクラスは人気のようです。
最初のとっかかりとしては、そんな集まりで学ぶのもおススメです。
ただし、それだけでわかったつもりになり、ごく短期間に得た知識だけで占いを職業にするのは、おススメできないというのが筆者の本音です。
最近は趣味の占い講座で学んだ方が簡単にプロデビューするケースが増えてきました。
中には勉強時間の総数が圧倒的に少なかったり、講師が見極めを行わないことにより、プロとしてのレベルに達しないままデビューとなってしまうケースも出てきています。
占いの勉強で求められることとは?
占いをしっかり身に着けるには、1年単位の勉強が必要と考えています。
特にお誕生日で占う、西洋占星術や四柱推命などの「命術(めいじゅつ)」と呼ばれる占いは、使えるようになるまでは時間がかかります。
細かいところも取りこぼしなく見ていく必要があるため、一通り学び終わるまでは、根気が必要となります。
筆者の本音としては、専門学校のような場で一つの占術を1年ほどかけてじっくり学んでほしいと考えます。
しかし、もともと趣味として楽しんできた占いを学ぶとなると、そんなにじっくり学ぶのは楽しくないし、しんどいと思われるかもしれません。
そのせいか、短期間の講座やワンデーセミナーに人気が集中しているというのが現状です。
おそらく生徒さんにとっては根気が必要となる勉強に対しては抵抗があるのかもしれません。
そして講師や学校も多くの人に喜んでもらえるように、短期講座ばかりを開催せざるを得ないのかもしれません。
最近、筆者に寄せられる相談の中で、趣味で何年も占いを学んできたという方から、基礎的なことを取りこぼしているため、いざ他者を占う時に占うことができないという悩みをお聞きします。
そんなお話を聞くと、やはり最初はじっくり根気強く学ぶことで、しっかり着実に知識と経験を身に着けたほうが良いのではと思います。
占い学校で学ぶということ
占い学校といってもいろいろな個性があります。昔ながらの師匠と弟子の関係で数年間をかけて学び、のれん分けをしていただく形から、占い師さんが個人的に伝授する形、またオープンスクールのセミナー形式のものなど、いろいろです。
学びにくる人も、趣味の延長の方もいれば、プロを目指す方もいて、双方が混ざっている状態です。
筆者の経験では、知識だけを学ぶのであれば、趣味でもプロ志向でも同じ感覚で同じものを学んでも差し支えないと考えています。
ただし、実際の術をお客様に対して行うということであれば、プロとしての教育は別途に必要になるかと思います。
人様の運命に少なからず影響を与えることになるため、知っていることをただ伝えるだけで良いとはいえない部分があるからです。
心理学の世界では、一人のクライエントに対して、担当者以外に、その担当者をフォローするグループだったり相談者だったりが裏でサポートすることが多いようです。
それだけ、人の心に寄りそう仕事というのは、慎重さが求められるものなのだと思います。
占いの世界も、楽しみの範囲で行う分には問題ないかもしれませんが、深刻なケースがある場合があるため、意外と危険な仕事だったりもするのです。
そこまで指導してもらえるかどうかというのも、学校を選ぶ上で重要かもしれません。
学び方や流派の違い
そして、占いの学問の中で、どの流派が正しいかどうかというのも、永遠に解決がつかない問題となります。
まずは自分自身が鑑定を受けて納得した講師から学ぶというのが良いでしょう。
またいくつかの講師の講座を併用して学ぶことにより、自分にしっくりいく講師と出会うこともできるでしょう。
昔は先生方の間でも「自分の流派こそが正しい」という気持ちが強すぎて、他の流派を悪く言うということが横行していた時期もあったようですが、今は、大抵の先生方はお互いを尊敬し合っていることが多いように思います。
それでも流派の正しさに関する話はデリケートなところがあるため、初心者が関係者の話からそれを見抜くのは難しいといえます。
学校選びは大変かと思いますが、いろんなところに出向いてみて、業界の雰囲気を知ってみるというのが一番安心なような気がしますよ。
ぜひ参考にしてみて下さいね。
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