戦国時代の三英傑、信長・秀吉・家康の魂の本質をタロット占い!三人が持ち続けた「男の美学」とは?

タロット占い師の神和坂優理愛先生が人気者を占う第5弾。


今回、人気者は人気者でも少々趣を変えて、
戦国時代の三英傑
・織田信長
・豊臣秀吉
・徳川家康
の三人の素顔やその個性豊かな生きざまをタロットで占います。

 

 

 

誰もが知っている「三人の性格」を表す言い伝え

織田信長、豊臣秀吉、徳川家康。

日本の代表的な戦国武将といえば、この三人ですよね!

 

「鳴かぬなら 殺してしまえ ホトトギス」 
 by  織田信長


「鳴かぬなら 鳴かせてみせよう ホトトギス」
by  豊臣秀吉


「鳴かぬなら 鳴くまで待とう ホトトギス 」
  by 徳川家康

 

さて、上記のように、
織田信長は短気で気性が激しい

豊臣秀吉は人たらしで工夫をこらすタイプ、

徳川家康は我慢強い……

 

そんな感じに言われているようですが、果たして本当はどうだったんでしょうね?


三人の武将の素顔をタロットで占ってみましたよ!

 

信長という人の「哲学」

 

◯織田信長の素顔は?…女教皇(逆位置)他

織田信長はものすごく潔癖症ですね。
そして、書物もたくさん読むタイプかな。

知的です。IQ高そう。


直感力と洞察力は人一倍に優れているようです。
憧れのためには、勉強熱心で努力も惜しまないでしょう。


それから、真面目過ぎるところがあって、曲がったことが大嫌いだし、許せないし、はっきりと白黒つけないと気が済まないし、正解とか答えを求めるタイプ。


自分が正しいと思っていることに逸れたようなことをする者を目にしたものなら、超ヒステリックになるかもしれませんね。


だけど、心はとても繊細でナイーブみたいです。
それと、人を寄せつけない高貴でクールな雰囲気もあるようです。


悪く言えば、冷血な人にも見えそうです。


何か事を起こすときは、大胆かつ果敢にアグレッシブに行動するので、気が早いように見えるかもしれません。


ただし、事を起こす前には、ものすごく有用なネタをこれでもかというくらいに収集します。


そして、行動を起こすタイミングを、時間をかけて見計らうタイプなので、実のところ、人一倍に努力家であるのかもしれません。


あとですね、先祖とか血縁関係の者とか、「家柄」とか「継承」ということにこだわりがなさそうです。


信長のポリシーは「自惚れないこと」


きっとね、幼少の頃に、自分のことを自画自賛し自惚れてしまって、痛い目に遭ったことでもあるのではないかな?


もしくは、自分を育ててくれた親族が自惚れて失敗した様を目にし、心を痛めた苦い経験があるのではないかな?


その幼少期の苦い経験が、自分を努力家に生まれ変わらせたようです。

 

秀吉の意外な素顔とその生き方

 

◯豊臣秀吉の素顔は?…ペンタクルの3(正位置)他

豊臣秀吉を一言で言いますと、かなりの「勤勉家」です。


勤勉家ですからね……、仕事や勉強など、目標や目的に熱心に取り組む人です。


仕事や勉強に集中し始めると、他のことには一切目もくれずにやり遂げるでしょう。


たとえばね、仕事がまだもうちょっと残ってるけど、もう終業時間だし、仕事は切り上げてみんなで飲みにでも行こうぜって同僚が誘ってくるとします。


でも、秀吉はとても勤勉な性分なので、終わってない仕事を残してまで、仲間の誘いには乗らない人でしょう。


でも、仲間との関係は良好です。
互いに高みを目指して切磋琢磨する仲間に恵まれていたようです。


それからとてもフットワークが軽く、上司の命令にはいち早く従って、いの一番に動くでしょうね。

 

行動を起こすのがとても早いです。


また、先祖とか親族とか自分に近しい者たちをとても大事にします


それと、物質に幸福を求めますので、お金とか豪華で高級なものを集める成金的な傾向がありそうです。


秀吉のポリシーは「人の些細な気持ちを察することが大事」


持ち前の直感力で、人の些細な気持ちまでをも察知する能力に長けていそうです。


そして、その能力を活かすことで、人に頼らずに自力で、自分の念願の夢や目標を叶えていたようです。


人の心の内に入り込むのが上手い人でしょう。

 

家康が終生大切にしたもの、そのポリシー

◯徳川家康の素顔は?…節制(逆位置)他

鳴くまで待とう時鳥と謳われるくらいに、我慢強いのかと思いきや。

徳川家康に我慢強さを表すようなカードは一枚も出ておりません


けっこうもの静かな方のようです。
動きが静かですし、口調も穏やかでしょう。


そのため、一見すると周囲の意見に合わせて、臨機応変に柔軟に対応しているかのように感じさせるかもしれません。


でも、素顔は違うようです……。

ホントの胸のうちは、周囲の意見とは違うのです。


周囲の意見をいつも否定的に捉える傾向がありそうです。

 

周囲の意見に合わせるつもりもなさそうですし、自分の心もなかなか開くこともなさそうです。


そのため、寡黙な人のように見えるかもしれません。


また、死を覚悟するような目に遭ったことがあるのでしょうね、人生の岐路ではいつも死を覚悟していた節があります

 

もちろん戦国時代ですから、そういう覚悟は誰でもあったでしょう。


ただ、家康の場合は、自分の生命と同じ位のとても大切な何かを道半ばで失っていることも、後の性格にかなり影響を与えていそうです。


大切な何かとは、ペンタクルのナイト(逆位置)。
おそらく、戦で亡くなった多くの武士たちの生命ではないかな?


戦国の世において、奇跡的に生き残った自分の生命を丁寧に生きることに努めたようです。


家康のポリシーは、「流されないこと」


流されないこととは、人の意見に流されないこと、楽な方に流されないこと。


周囲には裏がある人が多くいたのでしょうね。
そしてまた、不用意な発言は人に足元をすくわれることを懸念し、心から会話を楽しむこともなかったようです。

 

三人の武将の本当の素顔とは?

 

◯タロットで占った素顔と一般的に伝えられている性格とを比較してみましょう。

 

・織田信長は、「短気で気性が激しい」?

➔タロットで占った織田信長は「過剰な潔癖症でヒステリック」な人のようです。


曲がったところが大嫌いで許せないし、白黒はっきりとつけて正解を求めるタイプ。


そういうところが短気で気性が激しいということなのでしょうね……。

 

・豊臣秀吉は、「人たらしで工夫をこらすタイプ」?

➔タロットで占った豊臣秀吉は「人の些細な気持ちを察する」のが得意な人のようですので、そういう面を悪く言えば、「人たらし」という表現になるのでしょうね。


それから、勤勉家のカードが出ていたのですが、熟練工のカードでもあります。


自身の能力をうまく使いこなす手腕も卓越しているようなので、「工夫をこらす」こともできたのでしょう。

 

・徳川家康は、「我慢強い」?

➔タロットで占った徳川家康は、いつも周囲の人とは意見が合わないよう人のようです。


人には裏の顔があると思っていて、人の意見を否定的に捉える傾向がありそうです。

 


人の意見に流されないようにするために余計な会話はしないし、また人に足元をすくわれやすいので余計な発言はしないように、人前では無口であったのでしょう。


「狸親父」と言われてしまう理由は「無口で腹のうちを見せないから」腹黒なイメージがついたのかもしれませんね……。

 

三人の戦国武将に共通することとは?

 

◯最後に……、この三人の武将に共通点はないのかな?ひとつくらい「三人の武将に共通すること」があるでしょう?!ということで、カードを引きました。
出たカードは、

 

ペンタクルの10(逆位置)                       カップの10(正位置)

三人の武将の共通点、それは、

自分の一族の幸福と繁栄を思う気持ち」。

 

確かに、そうですよね……。


どんな性格であろうとも、まずその気持ちがなければ、生命をかけて戦国の世のリーダーにはなれないですよね……。


そういう性格の魂だからこそ、そういうお役目になるようにこの世に志願して生まれている勇敢な魂なのでしょう。