12のハウスを知れば、人生がより鮮明に見えてくる
2018年9月10日
ハウスのメッセージを読み解くと、占星術はもっと楽しく、イキイキとしたものに変わってくるでしょう。
星座たちの連携
あなたの本質を司る星座(太陽星座)を理解したら、さらに深く自分自身を知るために、12のハウスを読み解いて行きましょう。
あなたの星座はぽつんと独立して存在しているわけではありません。
12星座の中のひとつとして、ほかの星座たちと連携を取りながらそこにあるのです。実は、どの星座も、私たちの運命を司る大切な働きをしています。言い換えれば、12星座全体があなたの星座といえるのです。
ハウスで見れば、12星座全体をおおきく見通すことができ、自分の星座以外の11星座のそれぞれの役割もわかってくるでしょう。
ハウスとは?
ハウスとは、天空を12等分してできる、12個の部屋のこと。それぞれの部屋は、人生の経験の場を象徴しています。
ハウスが司っている運もあり、人間が生まれてから死ぬまで、どのような景色を見て、どのような経験をするのか・・・。その部屋を司る星座によって、あなたの人生のドラマが変わってきます。
第1ハウス
第1ハウスは、人間がこの世に生まれ、自我に目覚める頃。あなたが社会に見せる「表の顔」を表します。
第2ハウス
自分の身を守るものが欲しくなる時期の象徴が第2ハウス。お金や物に対する価値観などを読み解きます。
第3ハウス
コミュニケーションが始まる第3ハウスでは、知性を磨く場所と捉えられています。
第4ハウス
自分のテリトリーを固め、家庭など人生の基盤を作るのが第4ハウス。
第5ハウス
第5ハウスは、自分の個性をどうやって認めてもらえればいいか、その方法を示してくれる場所です。
第6ハウス
改めて自分を省みる機会を与えられるのが第6ハウスです。
第7ハウス
転換期を迎えるのが第7ハウス。他者とのパートナーシップを観ます。
第8ハウス
第8ハウスは再生の部屋。過去の失敗から脱却する方法も学びます。
第9ハウス
自己拡大の時期を迎えるのが第9ハウス。精神的成長が育まれます。
第10ハウス
第10ハウスは社会の部屋。人生の実りを向かえる時期です。
第11ハウス
個人の域を超え、未来につながっていくのが第11ハウス。
第12ハウス
最後に、自我の目覚めから始まったハウスの最終章が第12ハウスです。これまで培ったものを社会に還元する場所で、潜在的な運も観ます。
このように、12のハウスは実に奥深く、人生と連動しているわけです。また、各ハウスを司る星座と、あなたの太陽星座との関係を合わせて占うことで、自分の良い点の伸ばし方や、欠点をどう補えばいいかもわかってきます。
本来、ハウスは出生時刻で決まるのですが、さちこいでは、より簡単に導き出せるように、太陽の入っている星座(普段の占いであなたが見ている自分の生まれた星座)を第1ハウスとして占います。
自分のことがもっとわかる各ハウスの出し方
さて、各ハウスがどのようなものがわかったら、さっそくあなたのハウスが何かを見て行きましょう。
①あなたの太陽星座を誕生日から導き出します。
詳しくは下の一覧よりあなたの星座を確認してください。
牡羊座(3/21~4/19生まれ)
牡牛座(4/20~5/20生まれ)
双子座(5/21~6/20生まれ)
蟹座(6/21~7/22生まれ)
獅子座(7/23~8/22生まれ)
乙女座(8/23~9/22生まれ)
天秤座(9/23~10/22生まれ)
蠍座(10/23~11/21生まれ)
射手座(11/22~12/21生まれ)
山羊座(12/22~1/19生まれ)
水瓶座(1/20~2/18生まれ)
魚座(2/29~3/20生まれ)
②次にあなたの星座を「1」として次の星座を「2」にしてください。
例:あなたの星座が「牡羊座」なら第1ハウスは牡羊座になります。
その場合次の「牡牛座」が第2ハウスになります。
第5ハウスは「獅子座」第7ハウスは「天秤座」となります。
この①と②だけであなたの12のハウスがわかります。
あなたのハウスが分かったら、あなたの運勢を知って行きましょう。
この鑑定は以下の項目が占えます
太陽星座だけでは、占星術の奥深さはわかりません。あなたという、とても複雑な人間を作り上げているもの、そして人生の意味を知るためには12のハウスが役立ちます。
ここでは、ハウスが持つ意味や、12星座がどのように連動して存在しているかを知りましょう。