春先に要注意の18日間・春土用!春土用に絶対にNGな行動4つと開運する過ごし方【2022年の土用期間は?】

寒かった冬が終わってあったかくなってきた!
と気が緩む春。

 

そんな春先に要注意なのが土用期間。

土用は土いじりをしたらいけない、などと言われていますよね。
土用の過ごし方で不調にも開運にもなるといいます。

 

そんな土用・春土用の過ごし方・2022年の土用期間について風水師の颯樹先生に教えてもらいました。

 

 

寒かった冬が終わって春が来た!と喜んでいたら…あっという間に季節は夏へと向かっていきますよね。


この季節の変わり目を「土用」といいます。


土用期間は昔から「すべての気が乱れるため注意して過ごさなければいけない」とされてきました。

 

『土用期間』は「凶の期間」!?

土用とは「次の季節の準備期間」の事です。
各季節の終わり18日間のことを指します。

 

「土」は万物を育むものであるため、新しく迎える季節の気を育む力があると考えられています。

 

また「土に還る」と言われるように終わりという意味もあります。

 

以前書いた
「2022年は五黄土星・9年に一度の「破壊と再生」の年…今なら間に合う!起死回生術法!」

 

にも書きましたが、土には『物事の終わりと始まり』そして『破壊と再生』という性質があると言われています。

 

凶星である五黄土星と同じように、この「土用期間」も土の気が強くなるため「凶の期間」とも言われるのです。

 

2022年は五黄土星の年でもあるので、特に土の気が強くでる可能性があります。

 

土用期間に起こりやすいこと

土用には下記のような不調が起こりやすいとされています。


・心身の不調
・ケガ
・衝動的になりやすくなる(衝動買い、衝動的な行動)
・感情的になりやすくケンカになる(イライラしやすくなる)
・予想外のトラブルに遭う(電車の遅延、交通渋滞)
・精密機器のトラブルや故障

 

季節の変わり目に体調を崩しやすい人は土用の影響を受けやすいのかもしれません。


また精神的にも不安定になりやすいので注意が必要です。

 

土用の期間はいつ?

年に4回、土用と言われる期間があります。


2022年は
冬土用1/17~2/3、
春土用4/17~5/4、
夏土用7/20~8/6、
秋土用10/20~11/6
です。


皆さんが知っている土用の丑の日は夏土用の期間にあたります。

 

土用の期間は確かに「凶作用」が強い時期ではありますが、注意して過ごせば何の問題もありません。


今回は、これから始まる春土用の絶対にNGな行動4つと開運する過ごし方についてお伝えします。

 

春土用の絶対NGな行動①
~建築、植樹~

春土用に関わらず、すべての土用の時期は「土に触ること」がNGです。


これは土の中に「土公神(どくじん、どこうしん)」が休んでいるために、土を触ると土公神の怒りを買うことになると言われています。


春は季節も穏やかなので花壇を作ったり、花や植物を植えたりする方もいらっしゃると思いますが、こちらも「土に触れること」になるのでNG。


ガーデニングをされる方は要注意です。

 

しかし、間日と言われる日は土公人が天上に向かうので、土を触っても大丈夫です。

 

2022年の間日は4/22、4/23、4/26、5/4の4日間です。

 

春土用に絶対NGな行動②
~ケンカ、訴訟、離婚、新規のこと~

先ほども書きましたが、すべての土用の時期は感情的になりやすくなっています


普段なら気に障らないような些細なことでも、言い争えば大きなケンカに発展しやすく、さらに泥沼化してしまいそうです。

 

家の内外に関わらず、誰でも感情的になり衝動的な行動もしやすくなるので、もめ事が起こりそうな場所へは出入りしない方が良いでしょう。

 

事件に巻き込まれてしまう可能性があります。

 

また気が乱れている時期ですので、新しく何かを始めるのは避けた方がいいでしょう。

 

春土用に絶対NGな行動③
~引っ越し、旅行~

すべての土用の時期の引っ越しや旅行などの移動は避けた方がいいでしょう。

 

特に春土用の南東方位への移動は、特にNGとされています。

 

ゴールデンウィークもあるため出かけられる方もいるかもしれませんが、もし出かけられる場合は、アクシデントがあっても大丈夫なようにスケジュールには余裕を持たせるようにしましょう。

 

また、体調を崩す可能性もあるので保険証や薬などの準備もしておきましょう。

 

春土用に絶対NGな行動④
~生もの、冷たいものを食べる~

全ての土用の時期は「土」のエネルギーが強くなります。

 

土は五行では消化器官を表しているため、胃腸のトラブルが起きやすくなります

 

また土と水は陰陽五行では相剋(そうこく)と言う相性が良くない組み合わせです。

 

春土用は冬(五行では水)の影響がまだ残るので、そもそも体調を崩しやすい状態です。

 

そんな体調のところに刺身(五行では水)、冷たいもの(水)を取ることになれば身体を壊してしまいます。

 

暖かい陽気に誘われてつい冷たい飲み物を取りたくはなりますが、避けた方がいいでしょう。

 

春土用の開運する過ごし方

夏土用は丑の日に鰻を食べると良いとされていますね。


これは季節の変わり目は体調を崩しやすいため、昔の人は「土用の食い養生」と言って、栄養のあるものを食べて体調管理に備えたようです。

 

体調がいいと当然運氣も上がります。

 

春土用も同じように、食べるとよいものがあるので、食べて開運したいですよね!

 

春土用に食べたい物と食べる日とは?

春土用にも、この日にこれを食べると良いとされている食べ物が実はあります。


それは「戌(いぬ)の日に『い』の付く食べ物、または白い食べ物」を食べるというものです。


2022年春土用戌(いぬ)の日は4/27(水)です。

 

 

■春土用に食べたい『い』の付く食べ物

いちご、イカ、イワシ、インゲン豆、いくら、いよかん、いちじく、伊勢海老、稲荷寿司

 

■春土用に食べたい白い食べ物

大根、蕪、牛乳、ヨーグルト、ご飯、食パン、ホワイトアスパラガス、クリームシチュー、そうめん

 

 

春土用は無理をせずゆっくり過ごす期間

いかがでしたか?


五月病などという言葉があるように、春土用の時期は心身ともに疲れが出て体調を崩しやすい時期ですね。

 

混んでいるところに出かければ更に疲れてしまいます。

 

2022年は特に五黄土星の影響からすでに体調を崩している方もいらっしゃいます。


無理をせず、本格的に暑くなる夏を前にゆっくり過ごしたり、衣替えやエアコンの掃除など夏を迎える準備をしたりして過ごすと良いでしょう

 

そして4/27は「い」の付くものや白いものを食べて土用の期間を乗り切りましょう!