〇〇するのに最適な日は?カレンダーで日干支をチェック!
2021年9月26日
普段、あまり意識していない方が多いと思われる暦ですが、十二支があてはめられているというのは多くの人がご存じと思います。
一番有名だと思われるのが「六曜」といわれる先勝、友引、先負、仏滅、大安、赤口ですが、こちらは多くの結婚式やお葬式で気にかける人が多いと思われます。
では、カレンダーでたまに表示がある、日干支に関しては何か縁起などのいわれがあるのでしょうか?
今回は大まかに、干支の日に関して何かをするときにおすすめの日、というヒントをお伝えしたいと思います。
※日干支とは…日にちを数えるために十干十二支を使って日付に当てはめる。古代中国が発祥。甲子から壬亥まで60通りある。
仕事運UPが期待できる干支の日
◆子の日
子は何といっても十二支のトップバッター。『何かを始める』には最適な日です。
働きはじめ、何か企画を立てる日などにあてるとよいでしょう。
多産なことから多くの利益を生む、ともいわれています。
◆卯の日
ウサギが跳ねることから『跳躍』『飛躍』を示します。
勉強や仕事がはかどる日。
◆辰の日
辰は空高く舞い上がるさまから『立身出世』の意。
出世運、引き立て運にぴったり。
◆午の日
馬は名誉運。
名声を呼ぶといわれ、この日仕事につながる重要なことをすると出世運がアップする確率も。
◆亥の日
これは有名ですが、イノシシは『猪突猛進』を示します。
パワフルさが欲しいとき、ライバルに負けたくない時などに利用してはいかがでしょうか。
祈願、願い事に適した干支の日
◆丑の日
天満宮にもよく飾られている牛の像。
丑は人々に幸運を運んでくれるという信仰があり、恵みにあやかりたいという時に向くでしょう。
◆辰の日
辰は実在しないものの、神秘的で特別な力を持つ存在として畏怖され、そして敬われてきました。
神として祀られることも多く、願いを叶えてくれるにはぴったりの存在といえるでしょう。
◆午の日
馬は幸運を速く運んできてくれる、頼りになる動物。
物事が「うまく」進むの意味もあって、幸せになれるよう助けてくれるでしょう。
◆未の日
羊には、おめでたい意味がたくさんあります。
この日祈願すると、沢山の利益にあやかれそう。
◆酉の日
『幸運をとり寄せる』として縁起のよい日です。
願い事をすると福を呼び寄せてくれることでしょう。
厄除けをするのに良い干支の日
◆寅の日
虎はそのイメージどおり、厄をはねのけてくれる存在として崇められています。
強烈や厄払い効果が発揮されるかもしれません。
◆巳の日
蛇は金運の守り神として有名ですが、田畑の守り神としてもよく祀られる信仰があります。
余計なものを払ってくれ、無病息災の神様としての役割も果たしてくれるのです。
◆申の日
「荒神様」という猿の守り神が祀られている地域は多々あり、強烈な厄除け・魔除けをしてくれるといわれています。
なかなか家庭での揉め事が収まらなかったりするとき、昔の人は荒神さまにお参りをしていました。
◆戌の日
神社に狛犬が飾られているのをみるとわかるように、邪気を払ってくれる存在として古くから信仰をされています。
金運UPに適した干支の日
◆子の日
ネズミはたくさん子どもを産み、すぐに繁栄する生き物。このことから、多くの恵を受け、子孫が繁栄するという信仰があります。
幸運の象徴として、金運のお守りにもなります。
◆辰の日
辰は神の使いとして、多くの場所で信仰を集めています。
天上と人界を行き来して、吉運を運んできてくれる生き物です。
◆巳の日
脱皮を繰り返すことから『繁栄』を意味する蛇。金運を運んできてくれるとして有名ですね。
新しい財布をおろしたり、もちろん宝くじをわざわざ巳の日に買いに出かける方もいらっしゃるのではないでしょうか。
◆亥の日
イノシシも多産であることから『子孫繁栄』を示し、豊穣の象徴です。
大きな収穫が期待できそうです。
妊活に良い干支の日
◆子の日
ネズミは多くの子供どもを産みます。まさに多産、子孫繁栄のお守りになります。
◆寅の日
虎は愛情深く、特に自分の子を可愛がって育てるといわれています。
魔除けの意味も強い動物で、よけいなものから身を守り、大事に祀ると健康な子供が生まれるといわれます。
◆卯の日
ウサギも多産の動物。よく安産のお守りでもモチーフとしてみかけると思います。
繁栄・家内安全を司り、ぜひあやかりたくなる干支です。
◆未の日
羊は群れで動くことから周囲との平和を願う『家内安全』の効果が大きい守り神です。
豊かな家庭になる手助けをしてくれるのかもしれません。
◆戌の日
妊娠、出産といえば戌の日でしょう。
犬はお産がとても軽く、また魔除けの意もあって、昔から妊娠に関することにはお世話になった人も多いことと思います。
◆亥の日
イノシシも多産の象徴。繁栄を司り、子宝を授ける手助けをしてくれるかも。
おわりに
いかがでしたでしょうか。
何かを始める日、「どうせなら縁起の良い日にしたいなあ」と思った時、干支にちなんだ暦の日で判断するのも面白いと思います。
十二支、それぞれ様々ないわれがあり、人々の縁起を担ぐのに古来から一役買ってくれていたのかもしれませんね。
皆さまも、よろしければ参考になさってくださいね。