第8回 恋愛の達人は、恋愛にばかり時間をかけているのか問題

藤沢あゆみです。
仕事はうまくいくけど、恋愛はうまくいかないあなたへ
今日はいよいよ、恋愛がうまくいく方法をお話ししましょう。


最近恋愛をしていない、恋愛がうまくいかないひとが抱えている問題として
「恋愛する時間がない」
ということがあります。

 

仕事はうまくいくけど、恋愛はうまくいかないひとが、さぁ恋愛もうまくいかせるぞ!と思ったとき、じゃあ明日から一日10時間は恋愛に費やそう!なんてことができるかといえば・・・

 

それを実現するには、大好きな仕事を辞めなきゃいけなくなったりして、物理的に無理があります。
経済的なことだけではなく、仕事はあなたの魅力のひとつですから、仕事にも打ち込んだ上で恋愛がうまくいく方法を考えましょう。

 

まず、ひとつ勘違いがあります。
恋愛の達人は、恋愛にばかり時間を費やしているのかということ。

 

あなたは時間がないから恋愛をできていないと思っているかもしれませんが、彼ら、彼女らも、仕事や日常の雑事などは普通にやっています。

 

あなたに足りないのは、恋愛にかける時間ではなく、恋愛に向ける意識です。
パートナーがいるひとはもちろん、LINEをしたり、デートをしたり、そのためにおしゃれをしたりと、恋愛のために時間は使っていますが、そもそもなぜ、恋愛が始まり、付き合っているかといえば・・・

 

仕事も、雑事もある日常のなかに恋愛も共にあるから、惹かれるひとに出会ったときアンテナが立つんです。
ひとによっては呼吸をするかのごとく、日常と共に恋愛がある。
「え?仕事中に恋愛のことを考えていたら、それこそ意識が散漫になり、いい仕事ができないんじゃないですか?仕事のときは、仕事に全力投球できてこそ、結果が出せるのですが。仕事中に恋愛にうつつを抜かしてるような部下がいたら小一時間問い詰めたいです」

 

わかります。仕事をしながら、妄想恋愛をしましょうということではありません。

 

たとえば、結婚してから仕事も乗りに乗ってくるひとは、仕事中パートナーのことを考えているわけではありませんが、パートナーの存在そのものがチカラになり、自分ひとりでがんばる以上の仕事をできているということがあるんじゃないでしょうか。

 

「そりゃ、結婚したばかりのひととか、恋人が出来たばかりのひとはそうなるかもしれないけど、いまなう、パートナーのパの字もない場合、何を励みにしたら?」

 

わかりますわかります。そんなあなたに質問!あなたは、誰かのチカラを感じながら仕事をすることはありますか?

内勤でがんばっているひとがいて、あなたは営業に行けるのかもしれません。あなたのサービスを喜んでくれるひとがいて、あなたの商品が売れます。と、ここまでは考えるかな。

 

あなたが今日着るスーツは誰かがつくったもので、どこかのお店で売られていたもので、そのスーツを着てあなたはビジネススイッチを入れる。そのスーツは、あなたにチカラをくれているのではないでしょうか。

 

あなたがバリバリ働けるのは、健康な心身があるからで、そんなあなたを生み出したご両親、これまでであったひと、採用してくれた会社・・・う~んきりがない。

 

とにかく、あなたが仕事をしている、しかもうまくいっているという事実にはたくさんのひとのチカラが、あなたが意識しようがしまいがかかわっています。

 

だから感謝しろ!という話ではありません。感謝できていたら素敵なことですが、感謝は無理にするものではなく、しみじみ湧いてこそチカラになるので、特に考えたことなければそれでいい。

 

恋愛がうまくいかない、始まらないときって、ひとりでがんばっています。恋愛相手に限らず、他者が入る隙がない。

 

呼吸をするかのごとく、日常と共に恋愛がある、とはいつも恋愛のことを考えて、いまやっていることに身がはいらない状態ではなく、愛するひとの存在を感じながらチカラをもらって目の前のことに打ち込み、自分ひとりでがんばる以上のパフォーマンスを発揮できている状態のことを言います。

 

特定のひとがいないなら、いまあなたにチカラをくれていると実感できる、すでにいる存在に思いを馳せてみてください。

 

仕事に入ったら仕事に集中して、他者の存在なんて考えられないと思いますが、それでいいんです。仕事に出かける前、服を着るとき、自分が着る服、今日の仕事に関わるひとや、つながりを意識してみる。

 

プライベートでは、すでにいる存在に加えて、あなたとこれから出会うかもしれない存在
にも思いを馳せてみてください。

 

彼氏がいるつもりで生活したら本当に彼氏ができたというご報告をよくいただきますが、
それはエア彼氏の存在からチカラをもらうからだと思います。

 

あなたの日常のすべてのシーンの5%、つながりからのチカラを意識してみる。そのつなが
りの1%をこれから出会うひとにしてみる。

 

いつも誰かにチカラをもらっていることを意識する、それが日常に恋愛がある思考です。