ねずみと仲がいいのはサル!? 干支でわかる いい相性・わるい相性

毎年年賀状などに描く干支。

自分の干支もだいたいご存知の方が多いと思いますが、意外と知られていないのが相性です。

 

どの干支が仲がいいのか? 
逆にどの干支と干支は相性が最悪なのか? 

 

今回は、干支どうしの相性を解説していきます!

※節分前に生まれたひとは、ひとつ前の干支になります。

例:2020年1月4日生まれ⇒亥年

 

◆ 干支十二支、全部言える?


干支どうしの相性の前に、まず、干支「十二支」を確認しておきましょう。

 

子(ね)・丑(うし)・寅(とら)・卯(う)・辰(たつ)・巳(み)・午(うま)・未(ひつじ)・申(さる)・酉(とり)・戌(いぬ)・亥(い)

の12個ですね。

 

古来、干支は、下図のように、「方位」や「時間」(季節・年・月・日)を表すときにも用いられてきました。

じつは、十二支どうしの相性はこの「位置」により決まります。

 

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◆ 「位置」で決まる十二支の相性~よい相性

~この3つが集まれば最強トリオ!三合会局(さんごうかいきょく)~

 

12個のうち、正三角形の形を成す3つの干支を「三合会局」と呼びます。
「物事が飛躍的に拡大していく」相性とされています。

● 申・子・辰
● 亥・卯・未
● 寅・午・戌
● 巳・酉・丑
の4グループです。
この3つの干支が集まれば、最強トリオ。


新しいことに果敢に取り組む気概を持つので、新規開拓や新規事業、物事の立ち上げでこの3人が揃えば心強いですね。

 

~この2つは最強コンビ~


「三合会局」のうち、2つの組み合わせを「半会」といいます。


●申―子 ●子―辰 ●申―辰
●亥―卯 ●卯-未 ●亥―未
●寅―午 ●午―戌 ●寅―戌
●巳―酉 ●酉―丑 ●巳―丑
やはり、この2つの組み合わせは、物事を発展させる力を持ちます。

 

~この2つはしっかりまとまる~

 

次に、「物事がまとまる」相性は、「支合」と呼ばれます。


●子―丑

●亥―寅

●戌―卯

●酉―辰

●申―巳

●未―午
の6種類です。
問題が起こっても、冷静に対処し最終的にまとめることができる相性です。
ただ、「申―巳」の関係は、起動に乗るまで少し時間がかかる相性です。

 

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◆ 「位置」で決まる十二支の相性~わるい相性と仲良くするポイント

次に一般的に「わるい」とされている相性をみていきましょう。
どういう時にどういう形でどんな現象が現れるのか、また、「仲良くするため」のポイントも合わせて解説してきます。

 

~何かと衝突!なかなか意見が合わない相性~


真正面にある干支どうしは「対冲」といい、衝突が多い相性となります。

●子―午

●丑―未

●寅―申

●卯―酉

●辰―戌

●巳―亥 
の6種類です。

 

~強い衝突がある組み合わせ~

 

●子―午

●卯―酉
組み合わせは、強く衝突・反発します。
どちらとも個性も我も強いので、なかなか譲らない間柄です。
「顔を合わせるといつもケンカ」という人達がいたら、この組み合わせかもしれません。


しかし、同じ考えのひとたちだけでは、新しい考えは出てきません。
反発、衝突することで、古い考えが研磨され新しい発想が生まれるものです。
そう考えると、この組み合わせのコンビは組織を活性化させる起爆剤にもなり得ます。


ただ、「ふたりだけ」で仕事を任せると、なかなか進まなくなるので、
●子―午 の場合は、
「寅」「辰」「巳」「申」「戌」「亥」のひとを


●卯―酉 の場合は、
「丑」「寅」「巳」「未」「申」「亥」
「調整役」として、間に入れるとよいでしょう。

 

~「初対面」や「初顔合わせ」のときに、衝突しがち~


●亥―巳

●寅―申
の組み合わせは、「初めて」の時に突発的な衝突が起きます。


特に、●寅―申の場合、その傾向が強く出ます。また、この組み合わせで「上下関係」がある時は、目上のひとの方が、目下のひとに悩まされることが多いでしょう。


「突発的な衝突」なので、ぐずぐずと長くは続かないのですが、早めに事態を収束させたい時は、
「子」「丑」「卯」「辰」「午」「未」「酉」「戌」

のひとに「調整役」になってもらうとよいでしょう。

 

~表面的な衝突は小さいもののあとあと長引く~


●丑―未

●辰―戌

の組み合わせは、表面的な衝突は小さいものの、その作用は長引く傾向があります。
一見、波風は立ってないようでもお互いそっけない、深く知りあおうとしない・・等、なかなか融合しにくい間柄です。


●丑―未の場合は、
「寅」「卯」「巳」「申」「酉」「亥」。
●辰―戌の場合は、
「子」「寅」「巳」「午」「申」「亥」
を調整約にするといいでしょう。

 

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◆ まとめ

自分の干支は知っているけれど、意外と知られていないのが相性。
いかがでしたでしょうか。
実際に相性を観るときは、「生まれた年の干支」だけではなく、「生まれた月の干支」「生まれた日の干支」などを用いて総合的に判断します。
なので、「この干支だから、相性が悪い!」とは言い切れないのですが、「相性の観方」のひとつとして参考になれば幸いです。

 

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