占い師になるには?
2020年4月26日
新型コロナウイルスの感染が世界的大流行する中、経済は空前の危機的状況を迎えました。
この激動をきっかけに、ストレスがたまり、けんかやすれ違いが起き、人々は混乱の中に居ます。
今こそ、時代の空気を読み、癒しと希望をもたらす占い師が必要になります。
■ 占い師として鑑定するまでにどのような勉強をしてきたのか?
どんな本で勉強したのか?
今をときめく占い師の多くが、その少女期・学生期に影響を受けた雑誌があります。
それは、「マイバースデイ」という占い情報誌です。
そこでおまじないや占い、心理テスト、占いの大家の先生方に出会い、憧れと、多大な影響を受け、知るきっかけとなりました。
現在、アラサー、アラフォー、アラフィフになった読者が、占い師や占いライターとして活躍されています。
「マイカレンダー」という雑誌が創刊され、話題を呼んでいます。
今まで、たくさんの占い雑誌や本を購入してきました。
本棚にぎっしりと詰まっています。
当時、少女だった私は、まさか大人になって占い業をしているとは、想像すらできませんでしたが、女性誌の巻末に必ずといっていいほどある「月間占いコーナー」や「電話占い会社の広告」では、「占い師」という存在や仕事を知る場所となっていました。
情報番組のエンディングでも占いが流れ、年末年始は、テレビやラジオで有名占い師は引っ張りだこ。
女性誌では、占い特別号が前半・後半で年に2回出て、占い師監修の手帳は数多く出版されます。
私は数秘術の『魔法の手帳(はづき虹映著)』を11年使い続けています。
私は実生活で、人から相談を受けた時に、最善のアドバイスを客観的にしたい、という思いがありました。
占い師がテレビで鑑定している風景を食い入るように観ていました。
そんな方がいらっしゃったら、占い師として十分素質があると思います。
私が占い師の勉強を初めてしたのは「数秘術」でした。
誕生日周辺に、時計の時刻でゾロ目や並びの数字を何度も目にし、「数字、メッセージ」の検索で出てきた数秘術協会のホームページで無料鑑定を試し、初めて自分の背中を押された気分になったのです。
家族全員の生年月日を入力すると、性格がずばり当たっていて、親や子供たちのことを理解できたような喜びがあり、「このツールは、子育てにも会社の人事にも使えるのではないか!」と感じ、「この感動をみんなに伝えたい!」と武者震いがしました。
数秘術協会に所属するため、まずは認定講師が開催する入門講座を2時間3,000円で受け、次の段階の講座も受けて、いよいよ協会認定数秘アドバイザーの資格を受けました。
受講料は20万円でした。
11年前のことです。
DVD教材と詳しい冊子で家庭学習し、2DAYSの認定講座に参加することで、鑑定練習をし、協会認定アドバイザーになりました。
当時、2時間3,000円で、数秘術入門講座を規定の冊子(一冊300円)を使って主催することができるので、入門講座の冊子を仕入れました。
そこからは、年会費を協会に毎年支払う必要がありました。
アドバイザーの上に、認定講師という段階があり、協会本部のトップが替わった頃に協会本部に行き、受講と認定試験を受け、10数万円がかかったと思います。
その後、認定講師試験に合格しましたが、協会に違和感があり、翌日辞退。
恩師に相談し、創始者が新しく立ち上げられたセミナーを受講し、さらに進化した数秘術を習得。
そこでは10万円前後の受講料と、県外に数日間宿泊込みで通った費用が数万円かかりました。
私は資格を取ると、すぐにお友達に練習させてもらい経験を積み、価格設定を考えてメニューを作り、資格取得にかかった費用を早く取り戻すべく動くということをしてきました。
ブログを書き、SNSで鑑定記録を発信し続けています。
占い師として仕事をするには、発信力が必要となります。
自分というキャラクターを世間に出していかなければいけません。
自分を売り込む能力。
知ってもらう努力。
勇気を出して、チャンスをつかんでいきながら、徐々に素敵な出会いを引き寄せてきました。
最初は地元の施設を使って入門講座を開きました。
イベントにも参加し、鑑定経験を積みました。
ブログの中に設置したご予約フォームから、県内外から車や電車に乗って、遠方のお客様がホームサロンへ来て下さるようになりました。
私生活では、3人の子育てが忙しくなり、幼稚園や小学校でPTA活動に力を注ぐようになりました。
PTAの役員活動を通じて、多くのお母さんから子育ての悩みやご夫婦の悩みを聞く機会があり、PTA関連で講座をさせて頂く機会も頂き、PTA新聞にも掲載して頂きました。
こうして徐々に口コミが広がるようになりました。
お友達があたたかい声をかけて応援下さり、お子様が成長し自由が利くようになると、私の講座を受けて下さるようになりました。
数秘術のみならず、多くのスキルを手にしてきました。
興味が出たら、実証すべく、学びたくなるのです。
鑑定や講座で得たお金は、次のスキルアップのために投入してきました。
書籍を買い、講座を受講し、自分に投資を続けました。
様々なスキルを数秘術と紐つけ、鑑定に取り込み、オリジナルの方法を生み出しています。
カラーセラピー、アロマセラピー、ヒプノセラピー、パステルアートセラピー、タロット・オラクルカード、手相、姓名判断、人相、そして心理占星術を現在勉強中です。
心理占星術は、私にとって大きな収穫でした。
ハイレベルな知識と経験を持つ先輩方の中で高度な技術を磨いています。
コミュニティに属すことで、横のつながりが日本中に出来、枠が広がりました。
アメリカ在住の先生による来日セミナーがあり、同志が集結します。
東京まで行くとセミナー代プラス宿泊費等で10数万円が必要となります。
今回、新型コロナの影響で、今年の来日セミナーはオンライン講座へと変更になりました。
このように臨機応変に対応されるのも、体制が整っているスクールだからこそです。
オンラインで受講し、通学セミナーで学び、規定の課題提出を先生に添削して頂き、合格すると認定を受けプロとなります。
その間、何年もそれぞれの現場で占い師として鑑定経験を積みます。
私が学んでいる『心理占星術研究会』は、そのような形です。
お勧めの本
【数秘術】
癒しの数字 誰も教えてくれなかった"もうひとつの数字"が伝えるスピリチュアルな真実
≪著者≫はづき 虹映
【心理占星術】
心理占星術コンサルテーションの世界
≪著者≫ノエル ティル
■ 最後に
新型コロナウイルスの影響で、これからの鑑定や講座はオンラインへと移行されていくことでしょう。
例えばZOOMを使えば、新幹線や飛行機代、宿泊費を使うことなく、安全に自宅に居て、受けたり開催したりすることが可能です。
まさに時空を超えた世界です。
YOUTUBEを使って動画で講座を限定配信することで、何度も録画を観て学ぶことができます。
そのようなアイテムを使って瞬時に切り替え対応することが大事です。
社会が大変な時こそ、光を見出せる占い師が必要とされます。
あなた様もぜひご一緒に。