厄年にやっちゃだめなことってあるの?
2020年3月31日
生きていく中で必ず何度か訪れるけれど、どう過ごしていいのか実はよく知らないというのが厄年です。
今回は厄年の過ごし方や気を付けた方が良いこと等をお伝えします。
知っておくとより良く過ごすことができますね!
さて、新年も明け厄払いに行かれた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
厄年だというと「気をつけないとね」と言われる場面もあります。
今回はそんな厄年についての解説と、厄年にやっちゃだめなこと・逆にやったほうがいいことなどをまとめました。
今年厄年の方も今後厄年となる方も是非参考にして下さいね。
厄年とは?
厄年とは、多くの災難が降りかかりやすいとされている年齢のことです。
厄年は昔「役年」といって一定の年齢になるとお寺や神社の役をした事が起源とも言われていますが詳細は不明です。
ですが、源氏物語の一節にも厄年についての記載があることから日本では古くから根強く信じられている風習です。
厄年は数え年で男性が25歳・42歳・61歳、女性が19歳・33歳・37歳・61歳にやってきます
。
その中でも男性の大厄は42歳・女性の大厄は33歳とされています。
平等に誰しもに訪れるもの、それが厄年です。
この年齢が「本厄」、「本厄」の1つ前の年を「前厄」、「本厄」の次の年を「後厄」といいます。
前厄は「厄入り」とも呼ばれ厄年が始まる前兆・本厄は厄年の中でもっとも災いが降りかかるとされている年・後厄は「厄晴れ」とも呼ばれ、厄が引いていく年とされています。
厄年の年齢は数え年なので、自分はいつだろう?と分からなくなることも多いですね。
誕生日前・・・満年齢 + 2歳
誕生日後・・・満年齢 + 1歳
と覚えておくと分かりやすいかと思います。
厄年に避けた方がよいとされていること
運気が大きく変化するとされる厄年は、自分自身の大きな変化を重ね合わせるべきではないと言われています。
引越し・新築の家を建てる・マンション購入・結婚などが定説ですね。
しかし、厄年を気にしすぎるとせっかくのチャンスを逃してしまうこともあります。
1年だけ我慢できることを1つ決めて後は好きな事をした方が良いという説も最近では定着してきています。
厄年は飛躍の年!?
実は、厄年を飛躍の年とする考え方は昔から存在しています。
厄年を節目の年と捉え、この時に独立・企業をして後に大きく飛躍することを願うという方も年々増えてきているようです。
女性にとって気になる厄年の結婚・妊娠・出産
環境を変えるなどの大きな変化は避けた方が良いといわれている厄年ですが、それを気にするあまり機会を逃してしまうというのはナンセンスです。
厄年というのは「その年頃に大きな変化が起きやすい」という年でもあります。
そのため、女性の厄年には結婚や妊娠・出産に適している年齢であったりもするのです。
出産に関しては子を授かれば厄を落としてくれる等の言われもあるようです。
どうしても気になるという場合は厄払いをしっかりして、気持ちもすっきりとさせて幸せな気持ちを満喫しましょう。
厄年のお守り
厄年のお守りとして有名なものは『長いもの』『七色のもの』『うろこ模様のもの』
『蛇に関するもの』です。
長いもの
長いものは長寿を意味し、体調を崩しやすい時とされる厄年の時に健康で長生きできるようにという願いから、厄年の人に長いものをプレゼントするとよいとされてきました。
男性であればネクタイ・ループタイ・ベルト・マフラー、女性であればネックレスやストールなどですね。
七色のもの
七つの色を一度に持つと七つの災いから身を守り、七つの幸運を招くと言われています。
また「8」と「9」を「やく」と読み、「7」は「やくがない」ことや、「やくの一つ手前で防ぐ」と言う意味合いにもなるため、重宝されています。
七色というとどうしても派手になってしまうのですが、ストラップや小さなポーチ・ペンダントトップなど小物に取り入れると良いですね。
うろこ模様・蛇に関するもの
蛇は脱皮を繰り返す生き物です。
脱皮により厄を落とすと考えられ、厄除けのお守りとされています。
厄払いの方法
一番良いのは厄払いをしに神社やお寺に行くことです。
毎年、年明けには厄払いをしているところが必ずあります。
厄払いをしに行くだけではなく、身近に簡単にできる厄払いの方法もあります。
それは、友人や知人を招いてごちそうを振る舞うことです。
財産の一部を贈与する事が厄落としにつながると考えられ、厄年の人がお餅やお金・お菓子などを配って厄を落とすという風習は全国各地に存在しています。
食事会を開いてもてなしたり、職場に菓子折りの差し入れをするという身近な方法でも厄払いをすることができます。