【蟹座】太陽星座で導く本当の自分

周囲からの強力な引き立て運が幸福の源。

男性に愛情をたっぷりと注ぐことで運が開花。

 

こまやかな心遣いや誠実さが、さまざまな幸運を引き寄せてくれる。

 

蟹座は、素晴らしい“人気運”を持つ星座。蟹座の守護星・月は、変化するものを守る力を持ち、人気のような移ろいやすいものを、あなたの運として、授けてくれたのです。

そのため蟹座は、生まれつき周囲の引き立て運が強力です。特に目立った実績や活躍がなくても、周囲の好意や推薦で、想像以上のスポットライトを浴びる運命にあります。それも、ふだんからのこまやかな心遣いや誠実さ、人が嫌がる仕事も率先してやるけなげな姿が評価されてのこと。陰日向のないあなたを、見る人は見ているのです。ですからグチや不満は控え、いつも前向きな態度で、自分の務めに励んでいれば、さまざまな幸運が舞い込むでしょう。

ただ、ビジネスライクな場や思いやりのない人が多いような環境では、この運はなかなか通用しません。医療や福祉などの分野か、アットホームな職場に身をおくのが成功のカギといえそう。

 

また、蟹座は模倣の才能に優れています。公私ともにオリジナリティ豊かな人や、今ツイているなと思うような人と行動を共にすれば、その人のセンスや運をコピーでき、それが身につきます。

さらに、その人のアイデアに、あなたなりのセンスをプラスアルファすれば、相手よりさらに大きな成功を手にしてしまうことも可能です。この運はぜひ、活用すべきでしょう。

 

金銭面では、蟹座は心配性なところがあり、いざというときのために貯金に精を出すタイプ。出費もできるだけ控え、少しでも余裕があると、貯金に回します。ボーナスなどのまとまったお金も、全額貯金するタイプでしょう。

多分、同年代の人に比べて、貯金額は圧倒的に多いはず。その精神は見習いたいものですが、節約、貯金に励むあまり、着るものや身の回りの費用を切り詰めすぎる傾向にあります。イメージダウンにならないよう、その辺の出し惜しみには注意しましょう。

 

なお、守護星の月は、寄せては返す波を支配します。つまり、蟹座に波に乗って活躍する運を与えているわけです。

ですから、ツキの波が自分のほうに向いてきたなと感じたら、勢いに乗じて前進するように心がけましょう。

 

 

愛を惜しみなく注ぎながら、同時に相手を守ることで心をつかむ。

 

蟹座の恋愛運は、多くを与え、包む中から開けていきます。蟹座は母性愛を本能とする星座ですから、愛を惜しみなく注ぐと同時に、相手を守ることでその心をつかむのです。

好きな人ができたら、計算抜きに愛し、彼の世話を焼くことに専念して。必ず、その献身ぶりが彼の心を動かすはずです。

また、同情や思いやりから生まれる愛もあなたならでは。逆境にいる男性やちょっと弱気な夕イプを、一生懸命に励ましたり、面倒を見たりするうちに、強い絆が結ばれることもよくあります。重荷を進んで引き受けるなんてことは、あなたにしかできないこと。

人から何を言われようと、尽くし抜いて幸福になれば、女の鑑と称賛の的に。

 

また、蟹座は支配星である月によって、強いインスピレーションを与えられています。会った瞬間、直感的にピン！ときた男性とは相性が良く、急速に惹かれ合い、深い恋に落ちることに。カンを頼りに行動すると、ステキな恋をキャッチしやすいでしょう。

記憶力の良さも、あなたの恋愛運を高めています。以前、ひと言ふた言、会話をしただけの男性を覚えていて、再会時に相手を感動させたり。それが恋に発展する確率はかなり高め。

 

そして、蟹座が本来持っている、母性的な魅力は恋愛にもどんどん活用しましょう。落ち込んでいる男性を慰めたり、グチの一つも聞いてあげるだけで、相手はもう、あなたの存在を強く意識するはずです。体に自信があるあなたなら、バストをアピールするファッションで攻めてみては。

 

結婚は、極端に早いか遅いかのどちらか。20歳か29歳前後だと幸福になれます。ただ、蟹座は結婚願望が強いので、焦ってレベルの低い男をつかまえないよう注意して。

特に経済力は要チェック。恋が結婚に結びつく運も強力ですから、焦らないことです。

 

 

デリケートで世話好きな蟹座を、周りはどう見ているの？

 

【牡羊座】牡羊座は何をやるにも、トップを走りたがるタイプ。蟹座も人の先に立ちたがります。ですから、牡羊座にとっては目ざわりな存在。気に入られたいなら、トップは譲ってあげて。

 

【牡牛座】牡牛座はものぐさなところがあります。対するあなたは、ヒマさえあれば何かをしているタイプ。そんなあなたは働き者と映り、自分にはマネができないと、尊敬心を持っています。

 

【双子座】好奇心が強く、流行に敏感な双子座。蟹座はどちらかというと保守的で、トレンドには無関心。そのため、双子座からは“流行に疎くて、遅れている子”と見られているようです。

 

【蟹座】蟹座はデリケートで、人の気持ちがよくわかるタイプ。同じ蟹座が相手なら、あうんの呼吸でわかり合えるでしょう。ちょっと話しただけで、前からの知り合いのように思えるはず。

 

【獅子座】人におごるのが大好きな獅子座。そんな獅子座にとって、お金を持っているのに出し惜しみしがちな蟹座は“ケチな人”以外の何ものでもありません。獅子座の前では、気前よく。

 

【乙女座】蟹座も乙女座も、悩み事を自分の胸にしまい込み、表に出さないほう。初めは、“水くさい人”と敬遠しがちですが、相手の心がわかってくると、“同じなんだ”と親近感を持つように。

 

【天秤座】お洒落で高級志向の天秤座。対する蟹座は庶民派ですから、“ダサい人”とバカにされることが多そう。天秤座に認められたいなら、ムードだけでもリッチに演出してみては。

 

【蠍座】愛情豊かで、独占欲も強い蠍座はベタッとしたお付き合いが好み。優しく世話好きな蟹座のことを大好きです。何かにつけて親切に接すれば、すぐに心を開いて、なついてくるはず。

 

【射手座】蟹座は情が深いだけに、ちょっとくどいところが。対する射手座はドライでサッパリした性格。あなたを“しつこい人”と思うことも多いよう。射手座とはさらっと接すること。

 

【山羊座】山羊座は現実的で金銭感覚がシビア。その点、蟹座も節約・貯金好きですから、山羊座には“しっかり者”と、高く評価されるはず。バーゲンや財テクの話などでより親しくなれそう。

 

【水瓶座】蟹座は感情の起伏が激しく、気分屋。そんなあなたは、いつも冷静な水瓶座から見て、ズバリ、付き合いづらいタイプ。水瓶座の前では感情をコントロールして、穏やかなあなたで。

 

【魚座】蟹座も魚座も心優しく、思いやりにあふれるタイプ。一緒に行動すれば、お互い、相手の優しさに気づいて、たちまち好感を持ち合うはず。その後もダンダン仲を深めていく関係に。

 

 

 

視野の拡大

 

変化する月を支配星に持つあなたの人生は、浮き沈みが激しいものになりがち。
蟹座は母性が強く安定を求めるがゆえに、新しいものを取り入れるのが苦手ですが、愛する人、大切な人たちに意識を向けすぎて視野が狭くなってしまう傾向が強いのです。それがあなたの目を曇らせ、運勢のアップダウンをもたらしているのです。
本来、蟹座は人を愛し尽くす人。だからこそ、人を見る目がなければ、騙されたり、尽くし損になってしまいます。それには客観性を養うことが必要。いろんなことに興味を持ったり、さまざまな分野の本を読んだりして、意識的に視野を広げるように努めましょう。