おみくじの謎Q&A おみくじは引き直しても良い?悪い?

初詣や参拝の時についつい引いてしまうおみくじ。

引いた後はどうしたらいいのか・どこを重点に読んだらいいのか・何度か引いても大丈夫なのか。

 

実は疑問だらけのおみくじについて解説します。

 

年の瀬となり、慌ただしくなってきましたね。

初詣に行くおみくじを引く方も多いのではないでしょうか。

 

おみくじを引いて大吉小吉かをみて、木に結んで帰る・・・となんとなくやっているその行動、せっかくなら正しい手順で正しい使い道を知って頂きたい!と思います。

 

知っておくと初詣の時に役に立つ!

今日はそんなおみくじの豆知識について、以下の内容をお伝えしていきますね。

 

 

目次

 

①おみくじの意味とは

おみくじとはその神社・仏閣で吉凶を占うことを目的としたくじのことです。

 

元々は国の祭政に関する重要な事柄や後続者を選ぶ際に神様の意思を占うために行われていた儀式でした。

それが今のような個人の吉凶を占うために行われるようになったのは、鎌倉時代初期からだそうです。

 

ただ単に吉凶を占うだけではなく、神様からの言葉やメッセージが詰まった大切なものが「おみくじ」なのです。

 

①みくじ棒と呼ばれる細長い棒の入った角柱の箱を振り、数字がかかれた棒を出しておみくじを受け取る

 

②大きな箱にたくさんのおみくじが入ったみくじ箱に手を入れてそこから一つ受け取る

 

③自動自販機に硬貨を入れたら出てくる

 

など様々な形でのおみくじがあります。

 

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②おみくじの順位について

基本的には「大吉・中吉・小吉・吉・凶」の5段階に分かれていますが、「末吉」が加わっている場所もあり、引いた場所によって異なることもあります。

 

京都の伏見神社は17段階あるというのは有名な話ですね。

 

引いた神社や仏閣におみくじの順位を確認することができるので、引いた後に確認してみてくださいね。

 

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③おみくじの引き方

    神社や仏閣に行ってすぐにおみくじを引くのはお作法としてはNGです。

    まずは参拝を済ませ、ご挨拶をしてからおみくじを引きましょうね。

     

    神様の言葉・メッセージとしておみくじは引くものですので、ご挨拶をする前に引いてもあまり意味がないといえます。

     

    神様や仏様にご挨拶をして、それから引くようにして下さい。

     

    ちなみに「おみくじは引き直してもよいか」とよくご質問を頂きます。

    引いたおみくじが凶だった!待ち人が来ずと書いてあった!

    そんな時についつい引き直したいと思うことはありますね。

    「引き直しはご遠慮ください」としているところも中にはありますが、だいたいのところは引き直しは可能です。

     

    ただ、今のあなたに向けての神様からのメッセージが散りばめられた言葉が記されてあるものですので、最初にひいたおみくじに書いてあることをじっくり読んでみることをおすすめします。

     

    その日のうちに何度か引いて見事大吉を引いたとしても、それまでに引いたおみくじの内容が上書きされるわけではありません。

     

    何度か引いた中にも、あなたにむけて大切なメッセージがあるので、大吉・小吉・凶といった吉凶だけにとらわれずに、その内容をしっかり読んでみてくださいね。

     

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    ④おみくじを引く頻度

      「初詣の時に引くだけだから年に一回」という方もいらっしゃれば「参拝に行ったら引くようにしている」という方もいらっしゃると思います。

       

      おみくじを引く回数というものに定義はありません。

      年に何度引いても良いものではありますが、何かしらの節目の時に引いてみることをおすすめします。

       

      ・年に一度、お正月に引く

      ・願い事が成就した時に引く

      ・悩み事や心配事がある時に引く

      ・大きな仕事やイベントがある前に引く

       

      …などなどそういう節目の時におみくじを引いて、神様からの助言やメッセージをしっかりと受け止めましょう。

       

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      ⑤引いたおみくじの処遇 

        引いたおみくじ、どうしていらっしゃいますか?

         

        神社のおみくじ結びに結んで帰る・神社に生えている木に結んで帰る・お財布に入れて保管しておく…色んな方がいらっしゃると思います。

         

        上記に上げた中で「これはだめですよ」というものがひとつ含まれています。

        それは「神社に生えている木に結んで帰る」です。

         

        神社や仏閣には「おみくじ結び」と言って、引いたおみくじを結んでいいですよと設置している場所があります。

        その場所に結ぶのは正しいのですが、その「おみくじ結び」以外の場所や木に結んで帰るのは大変失礼なことです。

         

        結んで帰るという場合は、必ず「おみくじ結び」に結んで帰りましょう。

         

        おみくじは持ち帰っても大丈夫です。

        時々読み返してみるというのも素敵ですね。

        持ち帰ったおみくじはその後ゴミとして捨てたりはせず、処分したい場合は引いた神社に結びに行きましょう。

         

        引いた神社に足を運べない場合は近くの神社でも構いませんので結びにいくか、どんと焼きに納めるようにしましょう。

         

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        ⑥おみくじの有効活用

          先述したとおり、おみくじは神様からの助言やメッセージが詰まったものです。

           

          占い的に言うとオラクルカードのメッセージのような感じですね。

           

          引いた当初はどういうことか分からなかった言葉も、必要な時に読み返してみる・ふとした時に読み返してみると、すっと自分の中に入ってくることがあります。

           

          一度引いたその時だけではなく、後から読み返しても納得することが多いので是非読み返してみてください。

           

          おみくじに書いてある「歌」こそ、大事な大事な言葉が詰まっています。


          和歌や漢詩で綴られたその言葉こそが「お告げ」だという説もあります。

          そしてその歌の解釈は、受け取り手次第で解釈が広がります。

           

          おみくじを引いた後、帰宅してからでも良いので書いてあった歌の意味を調べてみてくださいね。
           

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