第4回 いつでも出逢いのあるひとになるために、一番大切なこと
2018年5月24日
藤沢あゆみです。
このコラムでは、あなたがしあわせな恋をするためにいままでの、自分の恋にOKを出し
すべての異性を「ありかも」と考えあらゆる出逢いの扉を閉めないでいる。
など、さまざまな提案をしてきましたが、もしかしてあなたは、そうは言っても自分にはしあわせな恋ができそうもない、と思っていませんでしたか?
今日は、そんなあなたへの提案です。
あなたが、しあわせな恋をするために一番大切なこと、それは、あなた自身にOKを出すことです。
あなたは、自分が好きですか。
もう若くないし・・・なんて思っていますか?
この連載の一番始まりに、これまでの自分の恋にOKを出すことという提案をしました。その究極のカタチは、自分そのものにOKを出すことです。
自分そのものにOKを出すとは、歳をとっていても、そんな自分をポジティブに捉えようということでは、実はありません。
無理に自分を好きになることでもありません。
あなたが無理なく、そう思えているなら素敵なことですが、わたしなんてもう歳だし…自分のことあんまり好きじゃないと思っているなら、そんな自分を丸ごとOKしちゃってください。
引け目は引け目のまま、好きじゃないは好きじゃないまま、そのままOKです。
もちろんわたしにも、自分のダメだなと思うところ、イケてないなと思うところ、たくさん、あります。
そして、そんな自分にOKを出しています。
自分にOKを出すとは、自分を美化して、周りがなんといっても、自分だけは自分を素晴らしいと思う…ということでは、ありません。
みんなが言うように、いやそれ以上にわたしは自分に自信がない、というのがあなたの素直な気持ちなら、そんな自分にOKを出してください。
まずは、自分の嫌なところをあげられる限りあげてみましょうか。ひとに見せるわけじゃないですから、心置きなく自分をディスってください。
やってみると分かりますが、自分をディスり切ると結構すっきりします。自分への不満の在庫確認とでもいいましょうか。自分のダメなところを、自分で把握するとなんだか安心するんです。
もうでないと思うほどあげられたら、すべての気持ちにOKを出しましょう。
さて、です。
ひとというものは当然、短所だけではできていません。
あなたには、いまあげた短所と同じくらい長所があります。いやもっとたくさんの長所があるかもしれませんね。
今度は、自分の好きなところをあげてみてください。他人から見てどうかわからないけど、密かに自信を持っているところはないですか?
あなたが思うあなたの長所、これもあげられるだけあげてみましょうか。
短所をあげたあとだと、長所もなぜか躊躇しないであげられます。
そして当然、あなたのあげた長所にもOKを出してください。
長所と短所を、思いつくままあげて、もう思いつかないって状態になったら、一度じっくりそれを眺めてみてください。
書いてみていかがでしたか?
短所の方が多いとか、長所の方が多いとか、それはどちらでも構いません。
あなたはそういう短所があり、そういう長所があるひととしていま生きています。
その短所と長所は、あなたから見たあなたという人物です。
もしかしたら、あなたの友だちや、あなたに恋をするひとから見たら、全然違って見えるかもしれませんね。あなたが短所と思っているところを、大好き、うらやましい、長所だと思うひともいるでしょう。
ひとを構成するすべての面は、長所であり短所として存在します。
たとえば、身長150センチの女性は、背の高い女性が好きな男性からはターゲット外ですが、小柄な女性が好きなひとにはタイプかもしれません。
わたしは身長が153センチしかないのですが、背が高いひとと付き合っていたとき、そのひとは小柄な女性が好きだと言っていました。彼にはすらっと背が高い女性の方が似合いそうですが、ひとの好みってさまざまです。見た目は全然タイプじゃないけど、人柄に惚れたら、そんなことはどうでもよくなり、むしろその見た目がタイプになるケースもあります。
長所、短所というのも、見方にすぎないので、見るひとによってどう変わるかわかりません。
おしゃれ好きなひとにとっては、おしゃれなことは長所ですが、ファッションに全く興味がないひとにとっては、それは長所でも短所でもなく特徴としてカウントされないかもしれないのです。
いろんなところがあって、あなたです。
大好きだと思っているあのひとも、憧れのあのひとも同じ、長所も短所もいろんなところを持っています。
好きなひとのことは、どんなところがあっても無条件にOKを出していたりしませんか?
あなたも同じですよ。
自分を構成するすべての特徴にOKを出してください。
不思議ですが、自分が自分にOKを出すと、あなたにOKを出してくれるひとも現れます。つまりあなたに恋をするひとが現れます。楽しみにしていてくださいね。